朝起きたらまず、カレンダーにバツをつけるのが幼い頃の私のモーニングルーティン…だった
でも、大人になるにつれ明日が来るのが嫌になってきた
明日はだるい日、
明日は卒業の日、
明日は仕事の日、
明日は歳をとる日、
もう、明日なんか来ないで
私は推しているアイドルグループがあった。
お金も時間も目の良さも全部推しに貢いだ。
いつも通り学校に通い、いつも通りに帰った
「推しさん♪♪、推しさん♪♪、今日は何をツイートしてますか?」
私は上機嫌で、てつってを開き推しのページまで移動した
…
「え?」
そこには推しの謝罪文が載っていた
それは犯罪を犯してしまったので解散しますと書いてあった。
「はぁ?なにこれ嘘でしょ…」
「犯罪犯してたの…嫌だ、そんな訳ない」
信じられなかった、
推しが炎上していたなんて
喪失感が胸を苦しめた。
貢いでいた、時間 お金 頭の良さ
全てを捧げたのに…
いつも通りの日だと思ってたのに…
私は、親友の為に世界に一つだけの
ぬいぐるみを作っていた。
失敗したところもあるし上手くいったところもある、世界に一つだけのぬいぐるみ。
次の日にその親友にぬいぐるみを渡した。
「嬉しい!!、ありがとうね!!」
そう言ってくれて私は嬉しかった。
ある日親友と家で遊ぶ事になった。
私は「今日何する〜」
「そうだね、例えば────。」
私は、自分が作ったぬいぐるみが何処にあるか気になり辺りを見回していた…
まさか、自分の机に置いてあるとか!!
それともベットの上かも!!
私はドキドキしていた。
……
ない、
ぬいぐるみはどこにもなかった…
え?なんで、どこにもないの?
不思議で仕方なかった…
あ、大切に保管してると…か…
ふとゴミ箱を見ると…
私の作ったぬいぐるみの耳が見えていた…
あぁ、親友ってそんなもんだったんだ…
私はぬいぐるみの事を言いたかったが、関係を壊したくなかったから、何も言わなかった
この関係も長くは続かないだろう…
私はあなたを見ると胸の鼓動が止まらない、
あなたは私の為に尽くしてくれる、お腹がすいたらご飯をくれて、外に行きたかったら一緒に来てくれてとても優しい人
「あれ?何かがおかしいなぁ」
「この胸の鼓動、恋じゃなくて、、」
あなたが私に向けてくるナイフが怖い
「恐怖の鼓動だ、、」
私はあなたと逃避行したい─。
私「親の虐待を受けているのが…もう、炊いきれなくてさ…殺しちゃったよ…」
あなた「え?、え、」
私「あなたも虐待受けてるんでしょ」
私「一緒に逃げよ」
私「踊るように」