雲の形は多種多様。形を変え、青い空に浮かんでいる。見上げて目に入るのは、そんな景色だけだ。
しかしこの身を大地に預け、体全身で空を見ると、流れる雲は止めどなく、その風に乗ってゆっくりと流れて、体に吹く風と空の風が連動しているように感じる。その時、雲になったと錯覚するほどに、その感覚は美しい。
大地を身に感じることもできる。青臭い草花の匂い、それが風に揺れてサワサワと踊る音。それは普段、すぐそばに感じることのできない貴重な。
私たちは、空に、大地に、生かされているという感覚。
優しくしたい。そう思うのは普通だ。
優しくするなと言われて、YESと頷けないのも普通だ。
でも、優しくすることだけが優しさではない。
すぐに切り離すくらいなら、最初から。
私に優しくしないで欲しい。
今度は、たくさん色を使いたいな。
前に描いた絵は、とても質素でいまひとつパンチに欠けていた。
だから今度はもっと、鮮やかで、楽しくて、いろんな感情が吹き出したみたいな絵にしたい。
赤、青、黄色、緑、紫。
金や銀などを入れてみるのもいいかな。
この間は叶えられなかった夢と、叶えられなかった生き方を、今度こそ、カラフルに。
楽な園?楽しい園。楽園。
私の楽園、それは家。
君の楽園、それは街。
彼の楽園、それは学校。
彼女の楽園、それはライブ。
なら、あそこで泣いてるあの子の楽園、それはどこ?
どこか一つ、この世にあなたの楽園を。
どこか一つ、この世にあの子の楽園を。
子供は風の子
冷たい風の吹く日でも元気に外で駆け回る子供という意味。つまり、風と友達…のようなニュアンスなのだろうか。
ならばなぜ、風は私たちを乗せてくれないのだろう。風に乗ってどこか遠くへ行きたいと願っても、風は何をしてくれないどころか、時折私たちの行方を阻む。
もしも風に乗れたなら。私のこの深く沈み荒んだ心も、少しは高い場所に、浮かび上がれるのだろうか。