昨日は、娘の結婚式だった
娘と書いたけど
本当の娘でも血も繋がってはなく
本当のお父さんも御健在だけど
その子は
とーちゃんと慕ってくれてる可愛い娘だ。
その子とは私のお嫁さんの後輩で
仲良くさせて貰ったけど
ここには書けない色んな道のりがあっての
結婚だった。
私はこれまでの人生で
葬式でも結婚式でも感情が高まり
泣いた事なんて無かったけど
あの時、こんな事があった!
そんな事もあった子が
目の前で幸せな笑顔を魅せながら
みんなや私の前を通り過ぎた時
感情極まって涙が溢れ出てしまった。
本当に、良かった!
本当にありがとう!と
素直な気持ちと
私を幸せな気持ちにさせてくれた、
幸福な時間を過ごさせてくれた。
感謝の気持ちしかない。
先に約束された飲み会が
愉しみだ。
建設現場仕事の私が
この間まで夜勤だった。
電車が停まってからの
作業なんだけど
夜間の照明はあるけど
所々は暗い。
その中で
茶白の猫を見つけた。
ニャーニャー言ってくるその姿は
ご飯よこせ〜と叫んでるみたい。
家にも茶白の猫がいる私は
その現場に居た猫が
自分の所の猫と似てる為に
余計な感情が入ってしまった。
ご飯やオヤツをあげたいけど、
自分が居なくなったら
あの茶白猫はどうなる?
貰える時は良いけど、
最後まで面倒見れないのに
今少しだけの気持ちだけで
オヤツをあげたりしたら
かえってあの猫の為にならないと。
毎日は観ないけど
この寒空に1人で
時々現場を
ウロウロしてるのを見ると、
とてもいたたまれない気持ちになる。
哀しい気持ちになる。
何処かの家の子になれれば
良いなあ。
なんて考えたけど……
この前少し気持ちが
楽になる事があった。
茶白猫は1人では無く
もう1匹の茶白猫と一緒だった!
2匹一緒に歩いてのを見て
良かったー、1人じゃなかったんだ。
親子か?兄弟なのか分からないけど
ひとりぼっちじゃなかったんだー
本当に良かったー。
根本的な問題は解決していないけど
あの子たちの穏やかな日々を
願います。
鉛色の眼
グレー色で淀んでみえる色
見えていても
見えそうでいても
あなたの鉛色の眼では
親の気持ちも分かるまい。
守るひと、大切な人の想いは
伝わるまい。
鉛色の眼
一人暮らしの85歳になる母親が
コロナで倒れて従兄弟が見つけてくれた
コロナの為、
リハビリが思うように進まず
体力と言うか、筋肉が落ち
歩けなくなってしまった。
高齢の為、元通りになるのは
難しいと言われた。
加えて痴呆の症状も垣間見え
元の生活は無理。
市で介護申請を行い、これからの事に
色々不安で、つい考え事をしてしまい
眠れない日もある。
知らせが無いことで、ほっといたような
事をしてきた自分を責めたり
先細りの未来を考えたりすると
長生きって何だろだとか
生きる意味は?みたいな
哲学みたいな事を考えてしまう自分がいる
他人の不幸を知って
まだ自分は良い方だなんて
考えるべきななのか、
宗教に入って悟りを開けば
良いものか。
悩んでいても明日は来るし
私の手元にいる猫は無垢な顔で寝てて
癒やされてる事は間違いない
飛信隊の李信は
性善説を唱える韓非子に
人の本質は悪か?善か?と問われ
人の本質は火だと答えた
立場やその時の状況で
悪にも善になり得る可能性があるから
人を善だ、悪だと決めつけるより
誰もが持ってる
命の火と思いの火があると答えた
戦場では戦って命の火が消える人も居るが
死んでも思いの火は受け取って
受け継がれていくものだと。
漫画なのに心に響く台詞が
出てくるキングダム
先が楽しみだ。