ミキミヤ

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7/25/2025, 3:52:28 AM

【もしも過去へと行けるなら】

戻りたい時間が多すぎて、どの過去に行くか選べないなあ。
それに、戻ったところで過去が変えられるとも限らないから、過去になんて行けないほうがいいかも。
期待してダメだったらつらいもの。
ただ、過去の誰かの生きてる姿をもう一度この目で見られるなら、それは嬉しいな。
今もまあまあ、何とかやれてるから、これで満足しとくのが一番いい気もするけどね。

7/24/2025, 3:46:30 AM

【True Love】
真実の愛ってなんだろう。
揺らがないこと?
たくさん甘やかすこと?
厳しいこともその人の為を思って口に出せること?
何年生きてもこの問いの答えはなかなか出せない。
居てくれるだけでいいと思うことも愛なのかな。
死ぬその瞬間には、真実の愛がなんなのか、答えを出せているだろうか。


【またいつか】
お空の星になってしまったあなた。
私がそちらにいくのはだいぶ先になりそうだけれど、待っててね。
そしてまたいつか、いつもみたいにおしゃべりしましょ。
大好きよ、あなた。

7/22/2025, 8:18:48 AM

あなたは、太陽みたいな人だった。
周りを明るくして皆に慕われて。
私もあなたに照らされる一人だった。

あなたを喪った痛みにもがきながら、思うの。
私もあなたみたいになりたいって。
今からでも、私でも、なれるかな。

私はこれからずっと、あなたっていう光の星を追いかけて、届こうと手を伸ばして、生きていくよ。
どうか見守っていて。

【星を追いかけて】

7/20/2025, 2:01:43 PM

大切な人を亡くした。私は胸が引き裂かれるような絶望に支配されているのに、世界はいつものように回っている。
あの人が亡くなって初めての朝。眩しく美しい朝だった。私はそれが悲しかった。
あの人が亡くなって2日目。早くもこぼれ落ちていく記憶の欠片を慌ててかき集めようと、もがく。あの人の面影がどんどん遠ざかっていく。それがどうしょうもなく寂しくて、悲しい。
あの人がいない日を一日一日重ねていく。記憶はどんどんぼやけていく。あの時どんな表情だったか、どんな声だったか、わからなくなっていく。
それでも、一つだけ確かに覚えていることがあった。それは、あの人が私を愛していてくれたこと。
私があの人を支えているのだと思っていた。でも、違った。あの人の存在に、その愛情に、私はずっと支えられていた。

今はまだ黒い絶望が私の胸を締め付けて苦しい。それでも、あの人の後を追いたいとは思わなかった。むしろ、あの人が生きられなかったその先を、私がしっかり生きなければ、と思った。
だから私は、今を生きる。絶望の中でも、どんなにもがき苦しんだとしても。あの人がいない世界で、私は生きていく。


【今を生きる】

7/15/2025, 12:29:23 AM

空は青く晴れ渡り、薄黄色の砂浜は、強い陽射しを浴びて白く輝いている。砂浜のあちこちにパラソルが立てられ、道路沿いには海の家が立ち並ぶ。
打ち寄せる波は少し冷たい。波打ち際から進んで少し深いところへ頭から飛び込めば、暑さに焼かれた頭が冷えて、何とも心地よかった。口の中にしょっぱさを感じて、テンションが上がる。「うわー!しょっぱい!海だよ、海!」君を振り返って大口を開けて笑えば、君は私のはしゃぎように少し呆れて笑っていた。
そんな君目掛けて、手で水をすくってかけてやると、君は驚いて一瞬目をつむって、次の瞬間には「やったなー!」と笑って、私に向かってやり返してくる。

私は夏が好き。こうしてはしゃいで騒いで、君とふたりで過ごせるから、好きなんだ。

【夏】

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