君の目を見つめると
君の目を見つめると、幸せがこみ上げてくる。
それは、君の目に僕のことが好きだということを言葉以上に十分に、そして豊かに伝えてくれるからだ。
僕はこの先、異性からこんなに愛されることはあるのだろうか。そんな思いも去来し、時に不安にもなるが、やはりそれ以上に、こんなに自分のことを好きになってくれたこと、そして、自分も君のことがとても好きであること。
その状態が何より幸せで、そして、永遠であって欲しい。明日も共に前を向いて、精一杯、この生を生ききりたい。
怖がり
「怖がり」というと、一般的にはネガティブな響きがある。「私って、いつも怖がりで、一歩を踏み出すことができない」などという場合もあるだろうし、もっと単純にお化け屋敷なんかでは、すぐ悲鳴を上げてしまうなんてこともあるだろう。
しかし、それは見方を変えれば、未知の領域に対して、種々のネガティブな要素を想定する能力であったり、怖いものを素直に怖いと思える、ある意味での能力ではないだろうか。
考えてもみて欲しい。人類はその歴史の大半を、人間以外の大型動物などから、身を隠し、子孫を残してきたわけだが、「怖れる」という能力が全くなければ、ライオンやトラに食べ尽くされて、当の昔に絶滅させられていただろう。
そう考えれば、怖がりというのも、そんなにマイナスのイメージでとらえる必要はないではないだろうか。むしろ、細心の注意が払える能力があると、ポジティブに変換して自分の強みとして意識してみるのもいいかもしれない。
「思い出」
人生はこの「思い出」をどれだけ自分の中に作れるかだと思うから。
楽しかったこと、嬉しかったこと、興奮したこと、恋人や家族、友達と共有した時間、人生最期の瞬間、たとえどんなに歳を取っていても、体が昔のように思うように動かなくとも、「思い出」は奪われないし、思い出すことで、いつでもその時の感情を再体験させてくれる。