10/29/2024, 12:59:45 PM
「もう1つの物語」
…あれ、私ってそもそも持ってたっけ。
本当の自分の物語を。
10/28/2024, 9:19:23 PM
「暗がりの中で」
あなたは誰なんだろう。
暗がりの中で私の頬を、胸を、腰を撫でるように触り、愛もないのに愛し合う。
私は貴方の本名も知らないし、貴方も私の本名なんて知らない。
暗がりの中でうずくまっていた私を拾った貴方。
この時間が1番幸せだった。
10/27/2024, 10:27:35 AM
「紅茶の香り」
また、あの匂いがする。
俺が大好きで大嫌いなあの匂い。
この匂いは彼女を思い出させる、彼女が好きだった紅茶の香り。
もう、あの幸せな時間には戻れないことを思い出させる香り。
10/24/2024, 12:25:08 PM
「行かないで」
行かないで、パパ。
行かないで、ママ。
行かないで、貴方。
行かないで、みんな。
私を置いてどこへ行くの?
10/24/2024, 5:46:20 AM
「どこまでも続く青い空」
あぁ、綺麗だ。
きっと人は青空を見てこういうのだろう。
私も以前はそうだった。
空を見るために外に出て、空を見るために早く起き、空を見るために上を見上げていた。
だが、それももう昔の話。
地球が空1色に染まりはや3年。人々は誰も上を向かなくなった、上を見なくても見えるから。
どこまでも続く青い空が。