せいか

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8/23/2024, 7:54:31 AM

愛情の裏返し。
相手に良いことをすれば必ず自分にも帰って来るということです。
私は全くこの言葉を信じていません。
なぜなら、自分がどんなに優しくしていても、行動に移しても、「容姿」や「立場」ということだけで嫌われたり虐められたりします。

ただ、相手に悪いことをしたら少なからず自分にもかえってくる。というのは本当だと思います。

8/21/2024, 9:49:47 PM

俺はあんたの声が好き。
高く繊細で、生を感じる声。
あんたの髪が好き。
よく整えられた美しい髪。
あんたの笑顔が好き。
明るくて儚い笑顔。

俺が大好きだったあんたは太陽のように生きて鳥のように舞って消えた。

「愛及屋烏」 溺愛、盲目

8/18/2024, 8:04:35 PM

私は自分の顔が嫌い。
一重でゴボ口でだんごっ鼻。
でも私はそんなので折れたりしない。
メイク、ダイエット、スキンケア、ヘアケア、ボディケア、パーソナルカラー診断。
垢抜けるためなら手段を選ばなかった。
そして今日も鏡の前で自分の顔面をつくる。

「自分が自分であるために。」

8/18/2024, 4:13:51 AM

「大好きなゆうたくんへ!
今日早出になった!
起こすのもなんか…って思ったから先いくね!!
朝ごはんとお弁当は冷蔵庫に入ってるよ!
お仕事頑張ってね。 みきより」

この置き手紙を見直す事に涙が出る。
なぁ、みき。
あの日お前が俺の事を起こしてくれたら、こんなことにはならなかったかもしれないんだぞ。

そう思いながら俺は今、とまれを指す赤色に背いて走り出した。

「今行くよ。」

8/17/2024, 12:06:35 AM

俺は7人兄弟の長男だ。
家は貧乏で父は他界、母の収入と俺のバイト代だけで生活にかかる金を賄っている。
俺は兄弟に少しでもいい生活をして欲しくて、寝る間を惜しんで勉強、バイトを行った。

正直言えば苦しかった。毎日毎日繰り返されるルーティンに家族にかけた思いに、救いはあるのだろうか。
終わりはあるのだろうか。
幼少期に抱いたサッカー選手という夢は、直ぐに諦めた。理想を抱くのを辞めた。
同級生が外で遊んでいたり、恋愛をしているのを見ても唇を噛んで努力し続けた。

そして俺が高校を卒業した時、母が死んだ。
その時俺は覚悟を決めた。
兄弟を支えていけるのは俺しかいない。
そんな思いで毎日働き続けた。
ずっと、ずっと。

兄ちゃんはお前らにとって「誇らしい兄」になれましたか。
そう1文だけ書き綴った白い紙を何回か折りたたみ「遺書」と記した。


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