お菓子なら
マロングラッセ、はちょっと重いかしら?
小ぶりのカップケーキ、
マシュマロをあげたいのなら、
中にチョコが入ってるやつがいいわね。
物なら
その人に合うネクタイ、
腕時計もいいわね。
あぁ、ハンカチーフなんかは
ダメよ?
靴も、あまりいい話は聞かないわ。
それでも、一番大事なのは
どれだけ相手のことを想っているか。
これは絶対に外せないの。
意味にばかり囚われるものではないから、
ゆっくりじっくり悩みなさい。
私?
私は手紙と、薔薇の造花を。
造花じゃないと、
あの人枯らすんだもの。
それじゃあつまらないじゃない。
本当は生花が一番いいのに。
もったいないことするのよ。
ひどいでしょう?
でも、そんならところも愛してしまったのよ。
どこまでもどこまでも。
際限なく、堕ちてしまう。
それが愛なのよ。
無責任かもしれない。
それがどう出るかなんて、
本人ですら予想できない領域だ。
それでもこんなワガママな願いが届くのなら、
あの日と同じ、
あの場所で落ち合おう
そう、締め括られた文を
私は未練がましくも
捨てられずにいるのです。
待っていて欲しいと、
そう言って帰ることのなかったあなた。
今も尚、お慕いしておりますよ。
私がそちらへ向かうまでは、
待っていてくれませんか?
いつもこんな駄文を読んでくれてる
紳士、淑女の皆さんに
心からの感謝を。
誰かに届けとは願っていない。
それでも、夢の中でくらいはーーー
あの頃の記憶の中でくらいは、
平穏な心持ちでいたい。
ただ、それだけなんだ。
毎日が誰かの誕生日。
毎日が誰かの命日。
尊くて大切なものだと、
皆言う。
でも、果たして本当にそうなのか。
時折、ふとした瞬間に
そんな疑問が沸いてくる。
明日誰かが、
小さな命を産むかもしれない。
明日誰かが、
その生を終えるかもしれない。
その誰かに、
知ってる人がなるかもしれない。
その誰かに、
自分がなるかもしれない。
平等であるハズの生と死が
思ってるよりもずっと近くにあることを
誰もが皆、知らんぷり。
本当に、羨ましい限りだよ。