太陽のような
人だった
いつも明るくて
笑顔が輝いて見えていた
周りに人が集まり
楽しい時間
綺麗なものしか見ていないのかと思うほどに
しかしそんな太陽のようなあなたに翳りが見え
心配で声をかけると
今まで見えていなかった
あなたの苦悩や不安、悲しみに触れた
それに触れて新しい感情が生まれた
それは今での憧れと違う
支えたい、一緒にいたいという気持ち
…
時はすぎ、
今あなたは笑っている
私の隣で何の憂いもなく笑っている
0からの
スタート
何もわからない場所
知らない言語
知らない人たち
右も左も分からない場所で
たった一人取り残されたかのような感覚
見知った場所なのに
まるで初めて訪れたかのような感覚
それはひどく似ていて
同時に違うもの
何もかもに疲れて訪れた場所
そこで待っていたのは
心を抉るような日々だった。
それから抜け出せないまま
今もずるずると…
一体いつこの闇は消えるのか?
一体いつここから出られるのだろうか?
何もわからず、今日を生きている。
生きる意味なんてないに等しいのに。
同情
そんなものはいらない
ただ可哀想だと思われ生きていく
それがひどく苦しく
そして空い。
道場は自分にとっていいことだろう
ただその相手の立場に立って考えると
ただただ、迷惑なだけではないのか?
そんな場面がいくつもある。
その人の立場になってようやく気づく
自分がどれだけその人を傷つけていたのかを…
枯葉
風に舞
音楽を奏でるかのように
水に波紋を刻む
虫たちに宿を与え
槌にはひとときの安らぎを
秋の気配を濃くしながら
落ちていく。
お気に入り
何を食べても幸せを感じられた
笑顔が自然と溢れるようだった
あの日から
何を食べてもおいしくも不味くも感じない
ただただ生きるために中を食べる
いつのまにか、食べる量は減っていき
今では1日一回食べればいいと思う
ただ一つだけおいしさを感じるのは
あの時でも、
やさし包み込んでくれた
あのお料理だけ。
それたった一つ。
一人で食べてもおいしくない
食べてる時に何で食べているのかと問うくらいに
けれどその一つ、
たった一つのお気に入りのもの以外は
きっと私の世界には必要ない
色がついていない
モノクロの世界