愛言葉
今の私には、難しすぎて言えない言葉
日々、ごく当たり前に交わす言葉にさえ
胸の鼓動は速るのに
愛しているなんて聞いてしまったら
きっと心臓が鼓動をすることを忘れてしまう。
あなたが隣にいて、言葉を交わせる。
それだけのことが、瞳を潤わせるのに
その当たり前が、
当たり前ではないのだとわかっているから…
「月が綺麗ですね。」とはよく考えられたものですね
当たり前の様に私たちの上に浮かぶ月を
当たり前の様にそばに寄り添っている君に重なる。
そんな詩
あなたがいなければ息もできない。
生きている意味さえ見失う。
そんな言葉…
友達
昔から変わらない僕らの距離
このままでいればきっと一生君のそばにいられる。
だからきっとこのままの関係でいたほうがいい、
そう自分に言い聞かせる。
あなたの決別は耐えられない。
けれど、いつしかこの関係だけじゃ足りなくなった。
なってしまった…
きっかけは夢。
あなたが別の人と一緒にいて
子供抱き抱え幸せそうに微笑んでいる。
いつか、あなたが他の人を選ぶ、
そうわかっていたのに、
それでもあなたといられればそれでいいと思っていたのに…
近い将来あなたの隣に私はいないのだと思ったら
涙が溢れてきてしまった。
あなたにこの想いを告げるには、
あまりにも膨らんでしまって、胸が痛いほどなのに。
「好き」も「愛しいる」も
あなたの返事が怖くて、喉に詰まってしまう。
ああ、早く告げないと、
もう二度とあなたと向き合えなくなる、
そう確信している。
この関係から一歩踏み出した、その先がどんな風景なのかはわからない
けど、進まないと見えてこないものもあるのだと
教えてくれたのもあなた…
行かないでとてを伸ばす。
掴めそうで、掴めない。
大切だったものは指からすり抜けて何も残らない
大事だった思い出も、記憶に奥底に沈み、
やがて消えて行く。
どんなに悲しくても、辛くても、
振り返っても今、あなたはここにいない。
嘆き悲しみ、それでも戻らない日々に
後悔は増すばかりで…
行かないで…その言葉一つを言えていたら
今もなお君はここに、私の横にいてくれたのかな?
どこまでも続く青い空
私もああいうふうに生きたい。
どこまでも続く、自由な空の様に、
感情に素直に、
怒りたいときに怒り、
悲しいときには涙を、
そして幸せなときには笑いたい。
そう空を見て思う。
また、この空の下のどこかにいるであろう
あなたを思う。
衣替え
昨日の服に、
お世話になったものたちにお別れを告げ前へ進む。
「またね」を告げて先をゆく。
「久しぶり、またよろしくね。」というときでもある