些細な事でも
あなたが苦しんでいるわけを知りたい。
あなたが沈んだ顔をしている理由を…
どんなに小さく、ちっぽけな理由でもいい
あなたが笑ってくれるのなら…
私にできることを精一杯したいと思える。
だから、どんな些細なことでも押してほしい。
できることは限られるけれど、
それでも、あなたのその顔をを見続けるくらいなら
茨の道になろうとも、頑張れるから…
心の灯火
私は、誰でも一つはある灯火。
それは私たちを明るくさせるもの、
心を豊かにしてくれるもの、
生きていると実感してくれるもの…
あなたにとっては何ですか?
両親?兄弟姉妹?生まれた時から飼っているペット?
それとも、一番気に入っているもの?時計?
それは植物だったり、あるいは無機物だったりします。
人によってはさまざまで、
でも、比べられないくらい大切なもの。
それを大事にしてください。
ある時、嫌気がさし、何もかも諦める時が来るかもしれない。
そいった時に壊れてしまうかも…
でも、それさえ残っていれば
きっと元の形には戻れなくとも、
きっと前へ進む気からを、勇気をくれるものだと
私は思います。
開けないLINE
チカチカとメールが届く。
開けないように、気づかないように、
見ないふりをする。
誰からと届いているのかすらわからない。
それを見ることさえ怖い。
あなたからのLINEがいつも待ち遠しかったのに、
今は拒否のメールが届くのが怖いんだ。
君からの拒絶が怖い。
ほら、今もまた、
一つ、二つチカチカ光りながら、届いている。
不完全な僕
生まれた時から、
いつも胸に空洞ができているようだった。
何かが足りなかった
でも、その何かがわからなくて
もがき、苦しんでいた。
いつも毎日が空虚で、何の面白みもない。
何をしていようと、誰といようと…
いつも同じ。
感情が生まれいては、泡沫のように消えていく。
一時凌ぎのようにポツポツと…
僕は不完全なのだろう。
でも何を持って完全と言えるのだろう。
いつかこの胸の空洞が塞がる時を待っている。
この何気ない毎日が、カラフルに彩られるのを待っている
香水
暖かい腕の中
ポカポカと香る、
まるで太陽のような、温かく、どこか微睡みを誘う匂い
その中にいると、
安心して、眠れたんだ。
君が長いこと帰ってこなくなり、
寂しい時も、布団から香る匂いが慰めてくれた。
日が経つにつれてだんだんと匂いは薄れていき、
胸に開いた穴がどんどん深くなる。
早く、早く… そう思いながら目を瞑る。
ようやっとその腕の中に包まれた朝、
初めて、眠りについた気がしたよ。