11/9/2024, 11:34:06 AM
脳裏に焼き付くあの日のこと
なんで胸騒ぎがしたんだろう
どうして足を向けたんだろう
気にしなければよかったのに
知ってしまった、あなたが今一番興味を向けている人の事
そんな笑い声、最近めっきり聞かなかった
そんな優しい手で、私には触れてくれなかった
なんだ、もう私のあなたじゃなかったんだ
そう気づいたあの日のこと
もう恋なんてしない、誰も信じない
心に固く誓った
9/13/2024, 10:25:13 PM
夜明け前のこの時間が好きだ。
窓を開けるとひんやりした空気が肌を撫で、深呼吸をすれば肺を拭う。
コーヒーを入れて、少し本を読もう。
バイクのエンジン音がブツ切りに聞こえる。
静寂の街が、まもなく目覚めようとしていた。
9/9/2024, 10:45:16 AM
世界に一つだけの指輪
とんてんかんてん打って、イニシャルを彫って貰って、お互いに交換した
歪みのあるシルバーの輪っか、泥棒に入られても盗まれないだろうな、ってあなたは言った
まさか、排水溝に落とすなんて
9/6/2024, 11:53:16 AM
時を告げる腕時計を指先で軽くタッチする。
わざわざ鳴らさないと仕事と休憩の切り替えが出来ないほど、忙殺されていた。
「忙しいときこそ、お昼ご飯はしっかり食べる!」
昼休憩削ってでもやらないと、結局残業が長引くだけしゃない。ムッとしてしばらく無視していたけど、ある日、急に、神の啓示があったのかと思うくらい突然に「休憩しよう」と身体が望んだ。
そしてお腹がくちくなると、負の感情が追い出されて感情がフラットになる。見落としたモノに気づける。結果仕事がはかどることを体感したのだ。
今日は何食べようかな?
9/4/2024, 12:32:05 PM
きらめきながら放物線を描く。
スローモーションでそれを見ていた。
排水溝に吸い込まれた指輪。