21,終わらせないで
昔のわたしよ。絶望し、生きている意味など1つもないと、病んで、執着して拗らせて、そんな自分を嫌ってたわたしよ。
どうか、どうか、病んでいい、執着していい、拗らせていい、そんな自分を嫌いでもいい、何千回でも何万回でも、間違ってもいいから、どうか、終わらせることだけはしないでほしい。
生きているうちに自分なりの正解と、自分なりの楽しみや、生きる希望がきっとできるはずだから。
まわりに、たくさん心配掛けて、迷惑も掛ければいい。子供だから、あなたにはその権利がある。
そうして、自分勝手でいい、これがわたしなのだから仕方がない。そう思えるところまで生きて、そこでやっと思うはずだ。
「人生ってのも、悪くない」
2023.11.28
20,愛情
愛情ってね、目に見えないけど、もってないとあげられないの。
例えば、わたしが好きな人に、飴をあげたいとする。
でも、わたしは、飴を持ってない。
そうなると、買わなきゃいけない。でも今度は、買うためのお金が必要になる。
お金も持ってないから、仕事をして、稼がなきゃいけない。
そうやって、苦労して手に入れた飴を、やっと好きな人にあげる。
なにかをあげるには、それなりの苦労が必要で。
それは、愛情も一緒。
愛を知らない人は、愛を与えてあげられない。
だからまず、自分を愛してみて。
愛してあげて、余裕ができて、この人にならしてあげたいと思える、好きな人に出会ったときに、愛情を注いでみて。
かえされなくても、寧ろもっと幸せな気持ちになるし
絶対にあげた人が同じぶんか、それ以上の愛情をかえしてくれるから。
2023.11.27
19,微熱
わたしは熱に浮かされると、変な夢をよく見る。ていうか、みんな熱のときにはみんな変な夢見ると思うんだけど。
わたしの場合、何かの工場みたいな音が近いのか遠いのかよく分からない位置で鳴ってる夢を見る。
グワングワングワングワングワングワングワングワン
それと一緒に、誰かの怒鳴り声みたいな音も聞こえる。
…!…!!!!!どんっ!!!!!!!!
みたいな。ひょっとすると、父によく怒鳴られたり、物にあたってたりされてたから、それで、そういう夢を見てしまうのかもしれない。
でも、熱のときくらい、なにも見ないで、静かに寝てたいのに。
ひどいよなー。
そんなことを微熱に浮かされた頭でぼーっと考えた。
2023.11.26
18,太陽の下で
毎朝わたしのことを覗き込んでいるもの。それが太陽。
少し鬱陶しいような、けれど、悲しいときにはそばにいてほしいと思う、そんな存在。
最近は家にいるばっかりだったから、その姿をあまり目にしないけど。
時々、外に出れば、またその存在がわたしのことをテカテカと照らしている。
眩しすぎて、わたしには到底直視できないけれど。
それでも、外に出たときが晴れていたときなら、わたしは決まって、空を見上げる。
太陽の下で、わたしは生きている。
2023.11.25
17,セーター
冬服ってさ、自分の身体をすっぽり包み込んでくれるような気がして、好きなんだよね。
セーターとかもさ、萌え袖できるくらいの長さがあった方が、好きなんだよね。
でもね、そう言ってさ、わたしセーターあんま着ないんよね。
どっちかっていうと、もこもこのジャンバーとか、カーディガンのほうが好き。
2023.11.24