16,落ちていく
恋に落ちた人、いる?
まあみんな大体落ちた経験あるよね。
わたしはまだなんだ。
でも、恋をしている状態って、相手のことが本当に好きでたまらないんじゃなくて、相手のことが好きな自分が好きで、そんな自分に酔ってるんじゃないかなーって、時々思うんだよね。
恋をすること自体は別に悪いことじゃないけど。
でも、自分を傷つける人との恋ならやめたほうがいいとわたしは思ってる。
だってそれって、自傷行為に他人巻き込んでるだけだし、つまり、可哀想な私可愛そーってしたいだけでしょ?
それって結構惨めだよ。
それに、あなたは、自分ですら傷つけてはいけない人だから。
恋に落ちてもいいけど、自傷行為にだけは落ちないでね。
2023.11.23
15,夫婦
夫婦といえば、わたしはわたしの両親を思い出す。
穏やかで、子供がいけないことをしたとしても怒ることができない、母性に溢れた母。
いつもは調子のいいことを言って、みんなを笑わせようとするけど、一度怒ると手のつけられない父。
2人は、お互いのできないところを補っているような、いい夫婦だと、側から見れば思うだろう。
けれど、母は、甘すぎるが故に子供を駄目にさせてしまう、メンヘラ製造機(本人に自覚なし)だし、
逆に父は、子供が悪くないことでも怒ってしまううえに、一度だって勉強で褒めてくれることはなかった、DV夫(手を出すことはないが、物に当たったり、大声で子供や妻を威圧する)だ。
特に父は、幼い頃はいい父だと、みんなから見れば、理想の父なんだろうと、思っていたが、わたしはこの経験のおかげで父が大嫌いになった。
母は、それでもわたしにとってはいい母だし、大好きだ。
けれど、父と母は、会話をしていてもズレていることが多いし、それで、母が父に対しイライラしていることが多い。
何度、どうしてこの2人は結婚したのだろうと思ったことだろうか。
そして、結婚とは、ある意味自分の人生を他人に縛られる行為で、それは、今までも縛られてきたわたしにとっては苦痛でしかないし、正直、気持ちが悪いと思う。
だからわたしは、誰かと結婚し、夫婦になることなど、絶対に嫌なのだ。
2023.11.22
14,どうすればいいの?
どうすればいいの?って場面、人間だったらたくさん出会すよね。
困って、誰かに助けてほしいってとき。
そんなときはね、本当は多分、自分の力でなんとかしなきゃいけないときってあるんだろうけど。
どうもしなくていいよ。
自分の力でなんとかしなくちゃいけないときは、自分の力でどうとでも、できるときだから。
できない!って思ったら、周りに甘えよ?
周りに助けてもらって、一緒に、なんとかしよう。
別にそれくらい大丈夫だよ。
きっとあなたは、あなたが思うよりずっと頑張ってるはずだから。
そんなに頑張ってないって思った?
人には人の、頑張る許容量があるんだよ。
周りが、たっくさん頑張る許容量があったとしても、あなたの許容量は、少しだけかもしれない。
でもそれは、恥ずかしいことじゃない。
当たり前だから。
だから、まずあなたの許容量を知って、それに伴った頑張り方を、あなたはするべきだよ。
大丈夫。あなたが頑張った事実は変わらない。
だから、もっと周りを頼って。抱え込まないで。
今日もよく頑張ったね。
おやすみなさいの人も、おはようの人も、こんにちはの人も、これまで、お疲れ様。
今日も、明日も、明後日も、楽に生きてこーぜ。
2023.11.21
13,宝物
あなたの宝物はなに?
宝石?、恋人がくれたペンダント?、恋人との想い出?、愛しい我が子?、時間?…。
どんなにちっぽけなものでも、ある人のまえでは、それは一瞬にして価値のあるものになり、その人にとっての宝物になりうる。
わたしの宝物はなにかって?
わたしの宝物はわたしよ。
どんな宝石より、どんな大切な思い出より、わたしが1番の宝物なの。
世界に1人しかいない、わたしはわたしの宝物。
あなたもそうよ。
あなたは世界で1人しかいない。あなたはあなたにとっての最高の宝物。
だから前を向いて。自信をもって。わたしが保証してあげる。
あなたは世界中のどこを探しても、宇宙の隅々まで探したって2人目は見つからない、特別な宝物だって。
2023.11.20
12,キャンドル
キャンドルと聞くと、アロマキャンドルを思い出す。
わたしもやってはみたいものの、香りがわたしの気にいるものではなくて、リラックスできなかったらどうしよう、とか、そもそも使うのか?とか、いろいろ思ってしまって、どうにも手が出なかった。
なにか、おすすめの香りや、商品などはあるのだろうか、などと考えても、それを誰に聞けばいいのだろうと思ってしまう。
そしてわたしはふと思う。
リラックスするまでに時間がかかってしまうのなら、そもそもそんなもの買わず、さっさとリラックス用の曲でも聞いて、寝てしまえばいいのではないか。
そのほうが、ずっと効率的で、リラックスしやすいのではないかと。
けれども、やはり体験したことのないことは、してみたいと思うものだ。いろいろ試せばいいじゃないか。
でも………………でも……………、、
わたしはゆらゆらと揺れるキャンドルの火の光のような思考をため息をつきながらやめ、携帯の画面をとじて、部屋を真っ暗にして思った。
「また明日、アロマキャンドルについて聞いてみよう」
2023.11.19