人生の半ばを軽く過ぎてしまった。就職氷河期の世代である。過去を感慨深く振り返るには、まだ余りある。
本当に人生半ばなのか?
終幕があるのだけは確かなのだが。
終幕のその瞬間。
永遠に続くかのような絶望感と苦痛の類から解き放たれて、
幕を閉じるのだ。
喉元を過ぎれば あれほど痛い思いをしたというのに 喉を潤したくなるのだ。
「何もいらない」なんて気持ちに到底なれないのは、生きることを諦めていないから。
終幕の瞬間を心待ちにしているつもりが、何ひとつ片付ける気力も湧いてこないのだ。
いや。捨てられないのだ。
#何もいらない
ここではないどこかへ
テーマを見つめながら、考えている。これなら書けそうな気がする。それでも言葉にするのは躊躇う。ずっと思い続けていた事だったから。
ここではないどこかへいきたい。それはどんな所なのだろう? どこか遠くへいきたい。ここではない見知らぬところ。
誰も私を知らないけれど、慣れ親しんだ懐かしい記憶で繋がっているどこか。
人間の世界なのだろうか?それは分からない。人間でないとしたらどんな世界だろう?
想像してみると楽しいな。
無限の世界がある。
でもきっと、人間にしか体験できない世界は苦しみも沢山あるけれど、だからこそ ささやかな喜びや幸せが尊いんだろうな。やがて流れてゆくものだから。あらゆるものは限りがあるから。
どこにだっていける。
ここではないどこかへ
成長して大きくなってゆけるなら素敵なこと。
逃避も悪くない。決して悪くないけれど、せっかくの機会だから 今しかできない事を大切に。
お題難しかったな(笑)
読んでくれてありがとう
ないものねだり
辿ってきた道。振り返れば、あの道を進んでいたら… なんてぼんやり思う事もあるけれど。
何度も思ったけれど、挫折したから此処にいる。
一番大きな「ないものねだり」は、推しのデビュー当時からのライブに参戦すること。それはできないなぁ
ないものねだりの味は苦い
好きじゃないのに
私はイクラが苦手だ。コンビニのおにぎりの並んだ棚の前で暫し立ち尽くす。
ガラガラで殆ど何もない!
イクラには申し訳ないが、イクラのおにぎりと 割引シールのついた昆布のおにぎりだけ。
仕方がないので、昆布のおにぎりをカゴに入れてレジに並んだ。
新時代のコンビニと言えばいいだろうか? セルフレジが2台ある他は店員の気配もない。
無人のコンビニとは、こんなものなのか?
レジで店員に話しかけられるのも戸惑うが、無人のコンビニで
勝手も分からないまま並んでしまい 引き返そうにも一人が並ぶだけのスペースしかない。
引き返すのも諦め、たったひとつのおにぎりの入ったカゴを持って並ぶカッコ悪さよ。
セルフレジで商品のバーコードをかざして会計を済ませてビジネスバックにしまい込む。
何も買わない訳にもいかず、好きじゃないのに買ってしまった。もちろん昆布に罪はない。
あぁ、セルフレジっていつまで経っても好きじゃない。
自販機は便利だと思えるのに。
新時代に置いていかれてるな
ところにより雨
春の長雨の季節。今年は菜種梅雨の影響により、青空の下で満開の桜を眺めることは難しそうだ。霞がかった空の下でもいい。ところにより雨程度なら桜も救われるだろうか。
「夜は冷えるのよね」
「雨宿りしたいわね」
そんな声が聞こえてきそうだ。
頑張って咲いてくれよ