"もう一度…、君に会えたら、"
それをどれほど願ってきただろう
あの日、僕の前から突然と消えた君
理由もわからなくて、ただただ後悔した
風のうわさで聞いたことは
『学校でいじめられて、自殺未遂をした』ということ
信じられなかった、信じたくなかった
学校が違うとはいえ、それほど苦しんでいた彼女に
僕は気づけなかった
どれほど自分を殺しそうになったか
※ ※ ※
もし…、いま、僕の見ている景色が現実ならば…、
きっと、僕の人生の幸運を
すべてかき集めても足りないほど、僕は幸せだ
なんの涙かもわからないものが目から溢れてくる
声をかける、、、
少し大人びた君は、相変わらず僕の鼓動を速くする
『もう一度、会えた君へ
もう二度…、その手を離さないよ』
手を繋いで
あれ…、
いつも通りの帰り道…
そのはずなのに、隣に誰もいないことが
なぜかすごく、寂しく感じた
ふと、右手を見つめた
この手にも、ぬくもりがあったような…、
あれ、わたしは、なにか忘れてる…?
誰と一緒に帰ってた…?
この手のぬくもりは誰…?
手を繋いでくれたのはだれ…、?
If I could meet you once more...
Hey, where are you now?
Would you laugh if I said I miss you?
Hey, where are you now?
Is that heaven?
If you're happy, I'm happy
Someday I'll go too
Wait until then
Where are you now?
叶わぬ夢
どれだけ強く願ったところで
この夢は叶わないんだろう
これからの僕の全てを捧げたって
きっと叶わない
たまに、夢に見る
君がまた僕に笑いかけてくれる夢
君がまた僕の隣を歩いてくれる夢
この夢が叶ったらどれほどいいだろう
花の香りと共に
会場を埋める黒い服の人たち
なかには泣いている人もいる
僕は、まだ受け入れられない
僕はまだ君になにもしてあげられていない
ついこないだまで、にこにこ笑顔で笑ってくれたのに
僕に、今度水族館行きたいって、言ったのに
僕に…、これからも一緒だねって言ってくれたのに
ああ、みんなが君に花をそえてる
僕も行かなきゃ…、
これが、最期に見る、君の顔
"死"というのが、なぜか僕の心に刻み込まれた
花の香りと共に、君に最期で最大級の愛の言葉を…
『愛してるよ』