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12/15/2024, 12:00:02 PM

きみはいつも雪を待っていた


きみは、雪が大好きな女の子だった
雪が降る度に、満面の笑みを浮かべる
その姿を見るのが、僕は好きだった

でも、今年は雪が降っても
その姿を見ることはできない

雪が降り積もる中で、僕は空を見上げた

どうしてだろう…?
涙が込み上げてくる…

僕にはわかる、
他の人にはわからないかもしれないけれど、
僕にはわかる

この雪は、君だ

なにを言っているの?って言われるかもしれない
もちろん、根拠なんてない

だけど、不思議と僕にはわかる

少なくとも、この雪は君が降らせている
これからも毎年、君が雪を降らせてくれる、?
なら、僕はずっとこの季節を待ち続ける

ずっと、雪を待つ

12/14/2024, 1:08:18 PM

イルミネーション


これまで、たくさんのイルミネーションを
あなたと見てきた

わたしたちが、付き合って数週間の時かな、?
わたしがイルミネーションが好きって、言って…、

それから、わたしをたくさんのイベントに連れて行っては、たくさんのイルミネーションを見せてくれた

イルミネーションは、美しく光っていて
まるで星空を間近で見ているようで…
すごく感動した

でも、それよりも、あなたがわたしのために、
行動してくれることが嬉しかった


あなたがいなくなってからも、わたしはひとりで
あなたと一緒に行ったイルミネーションを訪れていた

それは、あなたと来たときと同じように光輝いていて
とても綺麗だったよ、

でも…、どうして、涙が出てくるの?

前来た時のような心を埋めるような幸福感、満足感は
まったくなかった

理由なんてすぐにわかる

あなたがいたから…、
あなたがいたから、きっとわたしの目に映るイルミネーションは何倍にも綺麗に光り輝いていたんだ


涙で視界が歪んで…、イルミネーションがまったく
見えないなぁ





12/13/2024, 4:44:00 PM

愛を注いで


わたしがこれまでの人生の中で
こんなにも好きになれたのはあなただけ

周り友達が好きな人などと恋バナに花を咲かせてる中で
わたしはちっとも話についていけなかった

もしかしたら、わたしは一生ひとりなのかもしれない
そう本気で思った

恋がわからないとはいえ、
一生ひとりで生きるというのは、とても寂しかった


でも、あなたに会った瞬間、わたしの人生が変わったの

あなたの声が、ずっとわたしの頭の中でループする
あなたの声を聞くために、あなたに会うために
毎日を頑張ろうって思えた

わたしの人生を、あなたが彩っている

でも、一方通行に愛じゃ、嫌なの…

わがまま、だよね

わかってる、でも


あなたからも、愛を注いで…

12/13/2024, 8:01:18 AM

心と心


あなたが天に昇ってしまってから
どのくらい経ってしまったのか

わたしはあなたを支えることができた?
あなたの希望に、生きる意味になれた?
あなたの唯一になることはできた?


そう、問いても
あなたは返事をくれない

空を見上げる度に想う

またあなたに会いたい
あなたの声が聞きたい



もしも
わたしのあなたと心と心が繋がっているならば
この声もきっと届いてる


『あなたは今、幸せですか?』

12/11/2024, 11:08:57 AM


"何でもないフリ"
それは小さい頃からわたしがやってきたこと

親に心配されないように、負担にならないように、
友達との関係が悪くならないように、
わたしは全然大丈夫だと、何でもないフリをしていた

どんなにつらくて、苦しいことがあっても
親や友達に、なにも言わなかった
そんな時はベットの上でただ泣いて、気持ちを落ち着かせていた

親は仕事でいつも遅かったし、
泣いたあとはスッキリする、
そのことを幼い頃に気づいてからは、
それが日常になっていった

それが苦痛とは感じていなかった
それが普通だったから

でも、今は、少しつらいな
成長すればするほど、悩みは増え、そして複雑で、
自分では処理しきれなくなってきた

"何でもないフリ"
得意だったはずなのにな…、



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