愛を注いで
わたしがこれまでの人生の中で
こんなにも好きになれたのはあなただけ
周り友達が好きな人などと恋バナに花を咲かせてる中で
わたしはちっとも話についていけなかった
もしかしたら、わたしは一生ひとりなのかもしれない
そう本気で思った
恋がわからないとはいえ、
一生ひとりで生きるというのは、とても寂しかった
でも、あなたに会った瞬間、わたしの人生が変わったの
あなたの声が、ずっとわたしの頭の中でループする
あなたの声を聞くために、あなたに会うために
毎日を頑張ろうって思えた
わたしの人生を、あなたが彩っている
でも、一方通行に愛じゃ、嫌なの…
わがまま、だよね
わかってる、でも
あなたからも、愛を注いで…
心と心
あなたが天に昇ってしまってから
どのくらい経ってしまったのか
わたしはあなたを支えることができた?
あなたの希望に、生きる意味になれた?
あなたの唯一になることはできた?
そう、問いても
あなたは返事をくれない
空を見上げる度に想う
またあなたに会いたい
あなたの声が聞きたい
もしも
わたしのあなたと心と心が繋がっているならば
この声もきっと届いてる
『あなたは今、幸せですか?』
"何でもないフリ"
それは小さい頃からわたしがやってきたこと
親に心配されないように、負担にならないように、
友達との関係が悪くならないように、
わたしは全然大丈夫だと、何でもないフリをしていた
どんなにつらくて、苦しいことがあっても
親や友達に、なにも言わなかった
そんな時はベットの上でただ泣いて、気持ちを落ち着かせていた
親は仕事でいつも遅かったし、
泣いたあとはスッキリする、
そのことを幼い頃に気づいてからは、
それが日常になっていった
それが苦痛とは感じていなかった
それが普通だったから
でも、今は、少しつらいな
成長すればするほど、悩みは増え、そして複雑で、
自分では処理しきれなくなってきた
"何でもないフリ"
得意だったはずなのにな…、
仲間…
そんな人がわたしにいるのだろうか、?
仲間の定義ってなに?
休み時間に話せる人のこと?
一緒に帰る人のこと?
そもそも友達と仲間は違うの?
よくアニメなんかで見る、硬い友情でつながっている人
それを見るたびにいいな、と思う
わたしにも、本当の仲間がほしい、
こんな願いを神様は叶えてくれるのだろうか、?
あなたと手を繋いだ公園は
住宅地になっている
あなたと手を繋いで入ったカフェは
取り壊され、別のお店になっている
あなたと手を繋いで歩いた道は
その原型もないほどに変わってしまった
あなたとの思い出の場所、ほとんどが
もう変わってしまった
あなたがいなくなってから、街が変わっていくたびに
悲しくなった
でも、あなたと思い出はわたしの心の中に
ずっとあるから…、
きっとそれは、あの世に逝っても変わらない思い出
決して、なくなりはしない
あなたと手を繋いで歩いた
あの時間は、あの思い出は、永遠に消えることはないよ