「ところで」
「ところで?」
「鍵アカかな?」
「なにがー?」
「お題が閉ざされた日記とかなってるからね」
「なるほど」
「ネットに日記なんて書いたらどこに流れ出るかわからないよ」
「そだね」
「安心してかけると思うのが勘違いだね」
「でも紙の日記もあるけど」
「死んだ時に見られないようにしておくのは難しいと思うよ?」
「検索すると鍵付きのもあるみたい。同居人がいると鍵がかかってても見られちゃうかも?」
「まあ信用していると痛い目に遭いそうだね」
「だよねー」
お題『閉ざされた日記』
「ところで」
「ところで?」
「山茶花山茶花」
「ピューピュー」
「何か違う気がするが」
「味が薄いのは?」
「それは出涸らしか二番出汁」
「味が濃いのは?」
「それは再仕込みで」
「最後に」
「お茶が一杯怖い」
「なんだっけそれ?」
お題『木枯らし』
「ところで」
「ところで?」
「生きろ、そなたは美しい」
「なんか聞いたことある」
「見たことないけどこのフレーズだけ知ってる」
「なんかの映画のだっけ」
「30年ぐらい前のだから見てない」
「とも言い切れない」
「まあね。でもあまり動画は見ないからね」
「今どきぽくない」
お題『美しい』
「ところで」
「ところで?」
「それぞれの脳にある集団幻想である」
「なんかあ、いきなり難しい話のような」
「説明は面倒なんなけど、自分の頭の中に世界モデルというのがあって、それに現実を当てはめて現実を理解してるという感じかな」
「ますます繁盛!じゃなくて、ますます分からん」
「つまり、真実とか事実は概念で世界は自分の妄想そのものということだね」
「ますます分からん」
お題『この世界は』
「ところで」
「ところで?」
「一瞬ところでかと」
「でも、どうしてだよね」
「どうして」
「現場ねこぽいな」
「どうして」
「なんか、どうしてこうなったの略?」
「まあね。でもあの電話……の受話器だと思うけど、あんなのどこにあるんだろう」
「どこかにあるんじゃない?」
お題『どうして』