「ところで」
「ところで?」
「最後が『、』で終わる匂わせお題が出たね」
「匂わせなんだ。それ」
「そう、あとちょだけ、みたいな感じがあるね。作門者の意図はあまり考えなかったけど」
「あー『あと一口』と『あと一口、」はなんか違うね」
「一つ数えるとか教えてるところもあるみただけど、ちょっと後にひく感じがあるね」
「あと一口はたまに見るけどねー」
「ん?」
「ん?」
「まあ、何か無理している感があるので、作門者はもしかするとちょっお年をめされてるかも?なんて思ったりしたりしなかったり」
「確かに。若い人じゃないような気はする」
「おっと、これ以上はいけない」
「何が?」
お題『もう一歩だけ、』
「ところで」
「ところで?」
「なんとなく電車で寝てしまったらこんなところ?に着いてしまった」
「同じく」
「まあ、終点〜で聞いたことのある駅といえは聞いたことがあるが」
「あまり電車に乗らないけどね」
「思ったより電車賃が高かったが降りてしまったから散歩でもする?」
「そうねー、コンビニに寄りたいと思った」
「知らない街とはいえ、まあコンビニぐらいあるでしょ、駅前とか」
「そだねー。あ、あった」
「暑いのでさっさと入ろう」
「あれと、あれと、あれ買って」
「なんか普段と変わらないな」
「知ってるコンビニだし」
「さて、買い物も終わったし帰るか」
「あれ、散歩は?」
「え、もうしたでしょ。駅からここまで」
「えー?」
お題『見知らぬ街』
「ところで」
「ところで?」
「遠雷とかけて?」
「遠くより友来る?」
「かけてない」
「かけてないかー」
「遠雷とかけて、」
「かけて?」
「実家に帰るとときます」
「その心は?」
「どちらもゴロゴロいたします」
「おー、ちゃんとかかってる」
「遠雷とかけて、お腹を壊すとときます」
「その心は?あ、わかった!」
「どちらもあとからゴロゴロいたします」
「あ、でもピカッと成分がない」
「そんな感じ?」
「そう、そんな感じ」
お題『遠雷』
「ところで」
「ところで?」
「また英字お題が」
「あーお題ね。定期的に英語みたいなのになるやつ」
「そうだね。今回のも多分英語なんだろうけど、定期的に入れてるみたいだね」
「月に何回とか決めてるのかな?」
「母の日とかバレンタインの日とかは固定しているとかね。セントパトリックスのは見たことないけどね」
「思わせぶりなミッドナイト・ブルー」
「真夜中の青。光源が無ければ青みが生まれないので都市部っていう暗黙の場所と時間が含まれてるね」
「わかる人だけわかるやつ?」
「そうでもない。イメージとしてすでに持ってる人がいるだろうからね。そもそも田舎だと真夜中とその前後の区別がない」
「そんなものかな?」
「多分ね」
「多分……か」
お題『Midnight Blue』
「ところで」
「ところで?」
「良いイメージと悪いイメージがある」
「ん?」
「まあ、飛び立つはなかなかどうして旅立ちと似たイメージがあるね」
「それはわかる」
「そう、そして旅立ちは新天地への旅立ち、見知らぬ土地、そしてあの世と目的地によってイメージが異なる」
「あーそれで、良いイメージと悪いのになるのね」
「さて、君と飛び立つならどっちだろうね」
「暑いから涼しいところかなー」
お題『君と飛び立つ』