「ところで」
「ところで?」
「おそらくだが、ノスタルジアお題でとなるとあれだ」
「あれじゃわからないよ?」
「夏の思い出!」
「あー」
「そしてお題の作門者はきっとツイ廃な気がする」
「そこまで言う」
「まあ、なんとなくだけどね。時々というかネタの拾い方に気になるところがあってね。解析するほどでもないんだけどね」
「解析……」
「まあ、いろいろとできるからね」
「へー。でも誤魔化すのは下手?」
「なんのこと?」
「ふーん、またアイスがなくなってるんだけど?」
「あー、あれは私じゃない。なんかメッセージとか届いてない?」
「ん?あなたのの大切なものを盗んでいきました?何これ?」
「この前の地上波でやった映画のネタじゃない?」
「マジデイミフ」
お題『あの日の景色』
「ところで」
「ところで?」
「こないと思っていた七夕のお題が来た」
「あー」
「新暦だと7並びの今日で、旧暦だと8月29日かな」
「なるほどー。願いごととかあるの?」
「君との願い事は……」 いやなんでも無いです」
「ふーん、まあいいけど」
「同じ願いごとでもサンタさん相手とはちょっと違う文化だよね」
「小さいのもあれば大きなのもあるしね」
「願い事そのものはあるので叶えて欲しいものはある」
「へー、珍しくない?」
「そうだね。『夏の最高気温を5度下げてください』なんてどうだろうか?」
「これなら確実に得票できるよ!議員待ったなし」
「そうだよね」
「誰もが認める。うん」
お題『願い事』
「ところで」
「ところで?」
「このお題は当てつけか?なんて読めてしまうのは」
「あ、air恋」
「鋭いな『そらこい』か『からこい』かおっと、変換ではどちらでも出てくるな」
「へー、あ、確かに」
「なるほど、含みがある可能性が出てきたな」
「ないかもしれないけどねー」
「いや、ある。恋をしているとそれにしか目がいかなくなるのでお題にも傾向が出ると思うが、それがない」
「つまり?」
「追い討ちをしないのが武士の情けじゃ」
「存じ上げ候」
お題『空恋』
「ところで」
「ところで?」
「波音なんて聞こえるとこなんて……」
「どしたの尻すぼみになって」
「波音が聞こえるところに避暑に行きたい……」
「これは作者の心の声?」
「メタな視点があろうがなかろうが、ほとんどの人が暑いと思っているだろうね。このアプリを使っている人たちは」
「実際暑いもんね」
「まあ南国の海も日中は暑いので夜にのんびりとしたい。そして美味しいもの食べたい」
「なんかダダ漏れだけどわかる」
お題『波音に耳を澄ませて』
「ところで」
「ところで?」
「今日も朝から暑いね」
「もうだめだ」
「なんかのネタだっけ?それ」
「わからないけど、どこかで見たやつ」
「ふむ。外に出ると溶けそうなぐらいだからね」
「溶けてしまえはもう何も考えなくて良いのに」
「それもなんかのネタ?」
「そんな気がする」
「ふむ。そういえば今日のお題は青い風だが、これだけ暑いと赤い風なイメージが出てきそうだね。青嵐や青がつく季語は夏に多いイメージで、赤は秋のイメージだったんだけどね」
「青いのう」
「それは違くないか?」
「まあ。暑いから」
「今の時期ぐらいは青い風が吹いてくれても良いんだけどね。流石に暑すぎる」
「ほんとに。アイス食べよー」
お題『青い風』