書く—書いた記録

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6/11/2025, 8:00:45 PM

「ところで」
「ところで?」

「はい喜んでー」
「はい、よ……ってなに?」

「急に思い浮かんだんですよ、はい喜んでというフレーズが」
「なんか聞いたことがあるようなないような」

「ところで」
「はいはい、ところで?」

「いや、関東地方も梅雨入りしたね。もっと前から梅雨っぽい感じがしたけど、何かしらのルールからなんだろうね。ルールの整合性はさておき」
「いつものように批判的だ。でもずっと雨がちだったよね」

「そうだね。気象庁の梅雨入り発表が6月10日、11日夜にお題が切り替わったのを考えると、
梅雨入り発表に合わせたお題か、そうでないかだね。これだけだと偶然ともどちらとも取れる」
「あー、メタな視点ってやつね」

「まあ、結局分からないとしか言ってないけどね」
「そうね」

「反実仮想があるから本質的にわからないんだよ個体の行動については」
「なんか難しいというか意味フ」

「んー、説明がちょっと面倒なのでもっとゆっくりできる時にかな」
「ちょうど雨が降ってて良いんじゃないの?」

「いや、せっかくなので他のお話をしたい」
「ふーん」


お題『雨音に包まれて』

6/10/2025, 7:07:33 PM

「ところで」
「ところで?」

「朧げながら浮かんできたんです。『生きろ、そなたは』というフレーズが」
「なに言ってるの?」

「いや、前に動画サブスクで見た映画のフレーズだけど」
「小僧が!」

「知っているんじゃないか」
「ふふふ」

「ちょっと冷たい」
「わたしのことじゃないからでしょ」

「え、そんなことないよ」
「ふーん」


お題『美しい』

6/9/2025, 6:24:25 PM

「ところで」
「ところで?」

「今回のお題もまた意味深というか含みを持っているね」
「含み?」

「意味としては、感情の発露で良い意味としても悪い意味としても使える。なかなかお題としては良いと思う」
「上から目線。さすが」

「ありがとう。褒められるのは好きなんだよね。みんな好きだと思うけど」
「そうね」

「話を続けると、冒頭からの書き出しや、結びに倒置文としてつきそうなお題だね。それと、世の中を嘆くものと、希望を見出すものに二分するものになりがちな感じがあるね。特に不景気や生活苦、厭世観を感じる自体だと特にだね。同じお題でもこういった社会の雰囲気は文章などに如実に現れる」
「また早口になってる」

「まあ、ここは創作の世界だから好きにできるんだけどね。創作の世界ぐらいは好きにしても良いと思うよ」
「ぶっちゃけた!」


お題『どうしてこの世界は』

6/9/2025, 4:41:51 AM

「そういえば、今日は何の日とかあるよね」
「そういえば。」

「あれって何とか協会認定とかもあるけど、なぜか団体とかってできるよね。お金を払えば取れる資格みたいなのをうまくマーケティングに利用している互恵関係があるね」
「なんかいつもと違って批判的というか。どうしたの?」

「なんかイライラしてるというかなんというか」
「それで今日は何の日なの?」

「あー、調べるといろいろあるけど、6と9でロックとか岩とか無垢あたりは日本ならではな語呂合わせだね。あとは放送禁止によくなる一昔前の人の記念日だったりするね」
「あー、ネットに流れてるやつだ」

「そう。良い子は身ちゃダメ聞いちゃダメな感じの」
「知ってる子は知ってるけど言わないやつだ」

「まあ放送禁止になるぐらいだからね」
「それはそう」

「ところで」
「ところで?」

「今回のお題だけど、個人的に調子の悪い時に意味深な話題は、お題の選者もメンタル的に良くないのでは?とか余計なお世話に思ってしまうことがある」
「そんな感じがある?分からないけど」

「そうだね。お題が未来志向、過去の話かによってイメージの違いがあるね。お題としては明るい話題だらけにも暗い話題だらけにもするわけにもいかないからね」
「そうね。バランスね」

「それで今回はさっき言った話はさておき、本当はジューンブライドがテーマなのではと推測していたりする」
「あ!」

「それで新婦と付き添う父親が、今歩いている時と、娘が小さかった時にから大人になるまでの思い出を歩いているとかけているように思える」
「なるほどー」

「そうすると暗い話題ではなく実は……となるわけだ」
「お題の人もいろいろ考えてるんだねー」

「今回のは単なる推測だけどね。意味深としたのはこういった理由が考えるからというのはある」
「なるほど。行間がないけど背景を推測するんだね」

「ところで、この散歩というか移動も終わるんだけど、喫茶店でも寄ってく?」
「まあ、いいけど」


お題『君と歩いた道』

6/7/2025, 7:58:23 PM

「ところで」
「ところで?」

「このお題には実は存在しない要素が見えている」
「存在しない?」

「おそらく、このタイトルはステレオタイプ的な『夢見る』と『少女』から無垢性と無邪気さなどを感じさせている。ジェンダーロールや社会的圧力からの幻想だね」
「おお、思想が強めだ」

「まあ、そう見られている面があるということだね」
「そうね。たまにお育ちが良い子もいるのでなんとも言えない気がするけどなー」

「そうだね。だからこそ、この幻想が成り立つわけでもあるね」
「あー」

「少数サンプルが全体のイメージを決めてしまうという。そしてその都合の良さが幻想を生んでいる」
「なるほど?よく分からないけど」

「ステレオタイプがあると扱いやすからステレオタイプ的な視点が残る」
「ふーん」

「誰だって自分の好きな人は自分が思いたいように思っていたりする面もある」
「あなたみたいね」


お題『夢見る少女のように』

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