帽子かぶって外に出よう。もしかしたらその帽子が風に飛ばされて、素敵な出会いがあるかもしれない。

｢小さな勇気｣はなにも小さいものではないと思う。勇気を出すことはとても難しいし、むしろ大人になるにつれて出しづらくなるものだと思う。大人の世界では勇気を出さずに結果を出していくことが当たり前とされているからなのかな。日に日に勇気の価値を忘れていって、終いに勇気の出し方すら忘れていく。勇気に小さいなんてない。難しいことを成し遂げた勇気は偉業なんだ。

｢わぁ！｣って沢山言える毎日を送りたいな。驚きは最高の刺激になるからね。

相手が好きで、大切で、守りたいからつくやさしい嘘。
でもそれは相手が真実を受け止められないと決めつける傲慢さ。そして真実を告げる責任を逃れるための言い訳。
悪いわけではない。ただ、人間の心の弱さを映す、切ない行動。

私たちは世界を｢目｣で見るけれど、｢瞳｣で捉えていると思う。瞳は、私たちのもっと奥深いところと繋がっている、心の窓だ。目だけでなく、あらゆる感覚器官を通して得た情報の本質を見て吸収するのが、瞳だ。だから私たちは人の目を見て話すとき、同時にその人の瞳を見ているのだ。

私たちの感覚器官はありとあらゆるものを拾ってくるため、気付かぬうちに頭が混乱してしまったりする。主にそれらの情報を一時整理するために、私たちは睡眠を取るのだとも思う。

目を閉じれば不快な光景は見えなくなる。しかし、私たちの静寂を日々邪魔する雑音や雑念には、目を閉じるだけでは妨げきれないものがある。

だから、時には目を閉じ、静まり返った心の音に集中して、世界を心の内から見る必要がある。それを｢瞳をとじる｣というんだと思う。