「あたたかいね」って言うってことは誰かに話しかけているんだろうな。
一緒に飲んでいるお茶が美味しかったのか、一緒に浸かっているお湯が気持ち良かったのか。
熱くも、ぬるくもない。丁度良いあたたかさを感じるのは、その人との関係があたたかいものだからだろう。
未来への鍵ー未来に行くのに鍵は必要なの?未来は必ず訪れる。私たちが望まなくとも自らね。
でも、「望む」未来に行き着きたいのであれば確かに鍵が必要だ。そしてどこにあるかというと、現在にではなく、私たちの過去にある。私たちが経験してきた全てが糧となって、私たちを未来へと導いてくれる。
そのためには、過去をちゃんと見なければならない。自信は持たなくとも、受けとめなければならない。
過去を理解することが最も確実な「未来への鍵」だと思う。
普通の日和に比べて、冬晴れは何故か元気をより漲らせてくれる。日常的にあまり見ない美しい景色だからそう感じるのだろうか。科学的に人間の体が反応するからだろうか。それともただ私が感じていることなのだろうか。
私の記憶に焼き付いている冬晴れは中学生の時に見たもの。なにも考えなくて良かった年頃だったらからこんなに印象に残っているのかな。
あの光景は本当に美しかった。なんの変哲もない通学路。それでも、「ああ、生きていて良かった」と思ったことを覚えている。
幸せとは ー その問いかけに対して納得のいく答えにまだ辿り着けていない私は、幸せなんだと思う。
新年 ー なんて可能性に満ち溢れた言葉なのだろう。年が変わるだけで、自分も生まれ変わり、何でもできるような気持ちになる。12月31日と1日しか違わないのに。
人間は本当に単純な生き物だな。でもそんな単純さも飽き性な人間には必要なのかもしれない。
だったら毎日「新日」って言えば良いのに。新しい1日を迎えられるのは何も普通なことではないから、もっと祝うべきだと思う今日この頃。