小石 涼

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7/29/2023, 10:09:30 AM

 嵐がこようとも負けない。
 百姓の彼はそう言っていた。
 村の人達には自然には勝てないと言われながら。
 そんなある日彼はびしょ濡れになって帰ってきた。
 優しい人には心配されて、
 他の人には笑われながら。
 だけど、彼の心中は幸せだった。
 雨に濡れて自然と遊んだだけだった。
 何で、他の人は雨が嫌なんだろう。
 それが不思議だった。
 

 
 
 

7/26/2023, 10:25:27 AM

 誰かのためになるならば。
 少年は生け贄に、なった。
 それは自分で考えたというには若かった。
 だけど、少年の目は輝いていた。
 その少年の母親は泣きながら褒めていた。
 息子の死が無駄だと考えてしまわないために。
 
 その話をある学校の先生が旅先で聞いた。
 その先生は母親のために生きるべきだったと言っていた。
 ただ、正解のようにそれっぽく。
 
 
 

 
 
 
 
 


 

7/23/2023, 9:24:35 AM

 もしもタイムマシンがあったなら。
 恋をしていた時に戻りたい。
 辛い記憶も多いけど。
 ただ、特別な感情。

7/22/2023, 1:07:19 AM

 今一番欲しい物。
 きっかけかな。
 友達の彼がそう言った。
 なんの きっかけ なのか聞いた。
 そしたら何でも良いと言った。
 
 
 
 

7/21/2023, 1:08:46 AM

 私の名前はとろろ。
 ご主人は「とろ」と呼ぶ。
 散歩に出掛けると人間から猫、と言われる。
 私はご主人以外を人間と呼ぶ。
 ご主人はご主人。
 

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