小石 涼

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7/5/2025, 12:11:53 PM

 波が来ない。
 ボードの上でプカプカ。
 サーフィンって待ち時間多いなぁ。
 一人で広い海を眺めて。
 新しい、ボード欲しいなぁ。
 、、君は今何をしてるだろう。
 あぁ、君と海を見たい。
 今、見てる景色を。
 手を繋いで。
 海を眺める君に見惚れていたい。
 波の音は、君の音。
 小さくて早い君の心臓。
 まだ、波は来ない。
 

 

6/30/2025, 12:08:14 PM

 カーテンのように光を遮って。
 暗闇の中に閉じこもってた。
 誰とも関わりたくない。
 傷つきたくない。
 それでも、開けてみて。
 とても眩しい光に出会った。
 夕日みたいな彼女。
 優しくて、眩しくて、丸くて。
 それで、あっという間に消える。
 僕のカーテンは、夕日だけは。
 彼女が消えてしまいそう。
 不安になる。
 だけど、夕日の溢れた光で閉ざした世界を見渡した。
 それは、閉ざした世界より悲しくて寂しい。
 ちっぽけな、僕は夕日に守ってって言われたから。
 僕は、なれない世界を歩く。
 だけど、夕日の隣にいる時は世界が明るい。
 二人だけの世界。
 
 
 
 
 

6/27/2025, 3:50:12 AM

 最後の声はいつも同じだ。
 可愛くばいばいって。
 ばいばいっていいながら振る手に僕は見惚れてる。
 こんなに綺麗なものに触れていたんだって気付かされる。
 ばいばいの後、いつも半歩だけ近づく。
 それで、僕も最後の声を出す。
 またねって。
 次を約束しようとして。

6/24/2025, 10:05:46 AM

 君に会いたい。
 手を繋いでさ。
 周りの目なんか気にせずに。
 二人だけの世界で。
 その世界が全てで。
 空はこんなにも広いから。
 二人だけの小さい世界を作ったっていいでしょ。
 

6/23/2025, 12:31:32 PM

 子供の頃の夢なんて無かった。
 いつも適当に誤魔化して。
 聞かれても、書かされても。
 そういう意味では夢なんて語れる今の方が子供だ。
 自分でも呆れる。
 愛した人と一緒にいたいなんて。
 地獄でも愛した人と一緒なら天国だって勘違いしてしまう。
 どうしようもない、子供。
 
 

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