6/3/2023, 3:22:51 AM
今日またクラスの正直者の彼は馬鹿を見てる。
少しなんだからズルをすればいいのに。
馬鹿真面目に生きてる。
そんな彼を面倒くさいとも思うが尊敬してる。
私も正直に生きられるだろうか、
馬鹿を見ると分かっていても正直に、
きっと正直に生きられるひとは限られてる。
6/1/2023, 10:06:13 PM
彼は傘を忘れてしまった。
だけど彼には傘を貸してくれる人がいない。
だから、濡れるしかないのだけど。
でもまだ濡れる決心がつかなくて。
だから止まないと分かってる雨を眺めてる。
軒下の下で一人。
だけと彼は梅雨が嫌いじゃない。
5/31/2023, 3:39:22 AM
ただ、少年は必死に走った。
最初はトンボを追いかけて。
その次は、川を目指して。
そして気付いたら山の頂上を目指していた。
少年は毎日、退屈から逃げるように走った。
でも少年は退屈の反対をまだ知らない。
5/29/2023, 10:02:41 PM
「こんな話してごめんね。」
自分はどう言えばよかったのだろう。
聞いて欲しかっただけかもしれない。
それでも何かを言わないといけなかった。
でも、結局自分は何も言わなかった。
いつも通り。
それから、彼女は引っ越してしまった。
5/29/2023, 10:08:21 AM
彼はお気に入りの半袖シャツを着なくなった。
服が破れるのを恐れて、大事な時に着ると決めたから。
久しぶりに着たのは友達と遊ぶときだった。
子供の頃の彼は全ての半袖の服がお気に入りだった。
そんな彼は、夏休みのほぼ全てを半袖で友達と過ごした。
毎日が大事な日だったから。