太陽や月や風。
タダで見られる物。
でも、僕にはお金より大事なもの。
なんでか分からないけど、そう思ったら世の中、悪くない気がしてくる。
‥‥そう思いたい。
ただの願望だ。
2冊ほど読んだシェイクスピアに月がよく出てくる。
好きな人を(月より綺麗)みたいな事を書いていた。
好きな人はそう見えるんだろうか。
それとも、登場人物が美人だったからそう言ったんだろうか。
月は、(綺麗)の象徴だ。
だから、月に憧れる。
この世に月より綺麗な物があると思えない。
でも、恋をしている人には月より綺麗な物がある。
恋は、どこか可笑しい。
月夜より綺麗な物。
僕は、一度友達を全て断ち切った事がある。
独りになって心地よかった。ただ、友情は切れる物だと思ってなくて驚いた。
今では、自分に必要なものが見えて友達を捨てて良かったと思ってる。
でも、知りたくなかった。
自分に必要な物が孤独だっなんて。
人は、独りで生きていけそうだなんて。
けど、切ったと思っても繋がっていた絆もあった。
僕にも、そんな絆があったなんて知って嬉しくて今も大切にしてる絆がある。
たまには心が軽くなってもいいんじゃないかな。
もうずっと、重い気がする。
何をしても気が晴れない日がずっと続く。
最後に気が晴れたのはいつだったかな。
中学生ぐらいから徐々に心が重くなっていった。
本当に疲れてしまった。
もう、とっくに腐った。
全てを嫌な方向に捉えてしまう。
けど、本当は知ってる。
今、心が晴れたらもう耐えられない。
次に気が重くなったとき。
大好きな君の彼氏になってみたい。
君に僕のギターを聞いて欲しい。
きっと、幸せなんだろうな。
でも、僕は何が幸せか分からないから本を買ったよ。
トルストイの幸福論。
でも、もし君の彼氏になったら、いらない本になる。
告白をしようと思ってしばらくになる。
大好きな君に振られてもいい。
でも、大好きな君を困らせたくないし、悩ませなくないし、気を使わせたくない。
だから、また告白出来ない。