6/1/2023, 3:48:22 PM
ポタポタと滴る雫に見とれながら、
雨降る小路を歩いてく。
やがて激しくなる雨模様を思いながら、
あの子のことを思い出す。
風の先に待つ暑い日を思いながら、
あの子の瞳を思い出す。
可憐に流れるあの子の髪に、
触れてみたいと思ってしまう。
けれど、今は見つめるだけ。
触ると君は、怒るからね。
「......可愛い髪型だね」
「ケンカ売ってる?」
5/30/2023, 4:51:03 PM
ひとつふたつと
目を逸らし
彼方を見つめて
恋焦がれ
されど瞳に映るのは
哀しく光るあなたの目
そうだ君はそうだった
針が動いたその時から