Fountain

Open App
10/8/2024, 3:15:56 PM

風が入る部屋でさ

掃除してたりしてさ

ちょっと一息つくとさ

タイミングよく風が吹いてさ

あぁ、いい休日だなって思うんだ

そんで夜にはさ

友達と飲みにいって

楽しく過ごすわけ

いいよね、こういうの

8/26/2024, 10:22:12 AM

いつも書いている日記に

赤ペンで印がつけたあった

それは、昨日のバーベキューのことだった

母さんがつけたのかなって

ほっといたけど

友達の家に泊まったときも

昨日の日記に印がつけてあった

幼い頃のわたしは

大して気にしていなかった

大きくなって

結婚して

子供もできた頃

ふとその日記のことを

思い出した

子にそのことを話すと

「それ、僕の日記と同じじゃん」

と言って、日記を見せてきた

すると同じく印がつけてあった

こんなことをする妖はいただろうか

座敷わらしだといいなと

子供心を呼び起こしながら

そんなことを

思ったのだった。

8/26/2024, 10:04:36 AM

いつも通りの朝がきた

8時過ぎの電車に早足で乗った
車内はいつもより空いていたと思う

駅をふたつほど過ぎたころ
いつもの子が私と同じく
早足で乗ってきた

偶然かもしれないけど
いつも向かい合わせの席に乗って
いつもと同じ朝の時間を過ごす

片耳につけたイヤホンの音に
耳を傾けながら
ちらりと前を向くと

あの子と目が合ってしまった

いつもは逸らすのに
今日はなぜか逸らせなかった

線路の繋ぎ目をいくつか通ったあと

なにか話そうとしたが

あの子も話そうとしたのか
口籠もってしまった

すると

「......いつも一緒なのに笑っちゃいますね」

夏風にゆれる風鈴のような声だった。

そのままお互いに何を話したのか

霞む記憶を掘り起こそうとしても

早朝の朝日が彩った
あの子の眩しい笑顔しか
思い出せなかった

向かい合い続けたあの時に
わたしは今も
夏の幻想を抱いている。

8/12/2024, 8:00:59 PM

言葉にしたいことの為に
音楽を奏でたい。けど、
感じることに対しても
奏でたい。

6/12/2024, 5:36:58 PM

世界は好きさ
周りが嫌いなだけ

世界が変わると面白いことが起きる!
周りが変わると気を使わないといけなくなる

好きさ
嫌いだね

「ねぇねぇあのVTuberコラボするんだって!」
「仕様書また変わんのかよ、クソダリィな」

見えてるものなんてこんなもの
嫌い嫌い、だけど、

このクソッタレな世界が好きさ。

Next