loneliness

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9/13/2022, 4:36:02 AM

「本気の恋」

誰かに恋をして、両思いに変わって

告白して告白されて、誰かのそばにいれるそんな毎日が
私と彼を幸せにする。

時に喧嘩して、言い合ったとしてもまた戻る日が来る。

言い合ったとしてもお互いを信じあっていれば
どんな困難にも乗り越えられる。

例え、失恋をして泣いたとしても

それだけ彼のことを本気で好きだった証拠。

誰かに向けた涙は、自分自身がその誰かに本気で向き合っていた
証である。

9/11/2022, 11:11:39 PM

「カレンダー」

3月は、街に桜が開花される。風が吹くと桜が靡き空に舞う。

6月は、雨が沢山降る。梅雨明けをすると蒸し暑い夏が始まる。

7月は、夏休みに入り子供たちの元気な声が聞こえる。海に
BBQに夏祭り。イベントが私たちの心を熱くする。

11月は、暑さが和らぎ葉には色が付き始め、紅葉の季節となる。

12月は、イルミネーションにクリスマス。人肌が恋しくなる季節

カレンダーをめくる度に、街は様々な表情を見せている。

9/10/2022, 2:28:43 PM

「喪失感」

彼が好きだった。高校1年生の時に席が近くて、ルーズリーフを
彼に渡したことが始まりだった。

当時は、彼にも彼女がいて、私にも彼氏がいた。
でもお互い高校2年生にあがると同時に別れた。

クラスが離れたこともあって、彼とはロッカーですれ違うだけ。
話すこともなく、高校2年生が終わろうとしていた。

でも文化祭前、私はクラスの看板作りに取り組んでいた。
1人で絵の具を洗いに行ってる途中、彼が現れ
一緒に帰る約束をした。

作業が終わり、彼と待ち合わせをする。久しぶりに話す彼との会話は
何故か心地よかった。

そして、告白され彼と付き合った。凄く幸せだった。
ずっと彼のそばに居たかった。

でも、私の一方的な別れで終わりを告げ、彼には新しい彼女ができ
卒業まで彼の目を見ることができなかった。

私の勝手な思いで、彼を傷つけてしまった。

彼の気持ちを理解して、話し合っていたら。

なんて、もう戻れないのに 彼をまだ思い続けている。

9/9/2022, 10:48:40 AM

「世界に1つだけ」

小さい頃、おばぁちゃんの家にはアクセサリーが沢山あった。

中でも、おばぁちゃんが毎日付けていた指輪はいつもキラキラと
輝いていた。

おばぁちゃんは、いつもこの指輪は先祖代々受け継がれてる指輪だと
教えてくれた。

20歳になったらあげるね。おばぁちゃんにそう言われた時
私は凄く嬉しかった。

約束だよ...そう言っておばぁちゃんと手を繋いで、家に帰る。

中学生になった私は、反抗期の真っ最中だったこともあって中々おばぁちゃんに会うことなく会っても昔のように話すことが無くなった。

そんな日が続く中、ある日突然おばぁちゃんが病院に搬送され
脳梗塞だと診断された。

救急車に運ばれていくおばぁちゃんの姿を見て唖然とした。

その後も、おばぁちゃんが目を覚ました時 いつものおばぁちゃんではなく 目の視点もあわず ぼーっとしていた。

知ってるおばぁちゃんじゃないことに凄く怖かった。入院中も
たまに顔を出すものの、毎日お見舞いには行かなかった。

そして、おばぁちゃんが亡くなった。あれだけたくさんのことを
教えてくれたおばぁちゃん。私は話さなくなったこと お見舞いに
ちゃんと行かなかったことに後悔し 号泣した。

お葬式が終わりおばぁちゃんの家を片付けていた時、おばぁちゃんが
大事にしていた指輪を見つけた。それと同時におばぁちゃんからの
手紙があった。

「ずっと大事にしてね」おばぁちゃんの優しい文字が私の胸を
熱くさせる。

「ごめんね」私は泣きながら指輪をはめた。

19になった今もおばぁちゃんの指輪を欠かさず付けている。

これは私にとって、世界に1つだけの指輪だ。

9/8/2022, 10:36:25 AM

「胸の鼓動」

夕暮れの静かな教室に私はいる。校庭には、たくさんの部員が
一生懸命部活に励んでいる。

私は、ふと隣の席を見た。夕暮れに照らされてる彼の机は、
いつも以上に輝いている。私は、初めて会った時から彼が好き。

でも彼には、彼女が居て 教室で目立たない私は彼の目に映らなかった。

ゆっくり立ち上がり、彼の席に座る。従業中いつも寝てる彼の
姿勢になり、目を閉じる。

彼の温もりが私の体全身に伝わった。それと同時に涙が
流れ落ちる。

神様…。こんな私をお許しください。

涙が流れ落ちたあと、廊下から彼の声がした。

私は慌てて、自分の席に座る。

「お、びっくりした。」

「あ…ごめん。」

初めての会話で同様が隠せない。

彼が自分の席に向かい、ユニホームを取って帰ろうとした。

顔も見れないまま、話も出来ないまま 今日がまた終わろうとしている。

何か...話さなきゃ

いざそう思っても話題が何も出てこない。

「あ、ごめん。勉強の邪魔して」

「え...、ううん。大丈夫」

急に話す彼に、カタコトで話してしまう

「ぶ...部活。頑張って」

何言ってるの...私

彼も驚いた顔をしていた。

終わった。絶対引かれた...そう思った。

「...笑」ふと彼が笑った

「ありがとう。また明日ね」そう言って彼は教室を出ていった。

彼の笑った顔が頭から離れない。好きになったらいけないのに
どんどん彼に惹かれて言ってしまう。

胸の鼓動が収まらない。

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