loneliness

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「胸の鼓動」

夕暮れの静かな教室に私はいる。校庭には、たくさんの部員が
一生懸命部活に励んでいる。

私は、ふと隣の席を見た。夕暮れに照らされてる彼の机は、
いつも以上に輝いている。私は、初めて会った時から彼が好き。

でも彼には、彼女が居て 教室で目立たない私は彼の目に映らなかった。

ゆっくり立ち上がり、彼の席に座る。従業中いつも寝てる彼の
姿勢になり、目を閉じる。

彼の温もりが私の体全身に伝わった。それと同時に涙が
流れ落ちる。

神様…。こんな私をお許しください。

涙が流れ落ちたあと、廊下から彼の声がした。

私は慌てて、自分の席に座る。

「お、びっくりした。」

「あ…ごめん。」

初めての会話で同様が隠せない。

彼が自分の席に向かい、ユニホームを取って帰ろうとした。

顔も見れないまま、話も出来ないまま 今日がまた終わろうとしている。

何か...話さなきゃ

いざそう思っても話題が何も出てこない。

「あ、ごめん。勉強の邪魔して」

「え...、ううん。大丈夫」

急に話す彼に、カタコトで話してしまう

「ぶ...部活。頑張って」

何言ってるの...私

彼も驚いた顔をしていた。

終わった。絶対引かれた...そう思った。

「...笑」ふと彼が笑った

「ありがとう。また明日ね」そう言って彼は教室を出ていった。

彼の笑った顔が頭から離れない。好きになったらいけないのに
どんどん彼に惹かれて言ってしまう。

胸の鼓動が収まらない。

9/8/2022, 10:36:25 AM