12/3/2024, 8:52:18 PM
できれば、またね、と見送ってください
願わくばもう一度、あなたに会いたいのです。
さよならは言わないで
12/3/2024, 6:26:04 PM
あとでやります…
光と闇の狭間で
11/29/2024, 12:27:35 PM
かぼちゃの煮物が美味しくなってくるころ
ケーキとおせちのチラシが目立ち始める。
店に並ぶゆずを見て いつかの柚子風呂を懐かしく思い、
足元から吹き上げる木の葉に過ぎゆく秋を見る。
ひたひたと近づく冬の気配に、クリスマスを今か今かと待つような、
そんな時期はとうにすぎてしまった。
こんなにも、寒いものだったろうか。
マフラーに顔を埋め、
帰り道に漂う鍋の匂いに足を速める
冬の始まり
11/25/2024, 11:33:51 AM
ひんやりと、影と音が溶け消える夜を抜けて
ビルとビルの隙間から昼間が溢れる
日に焼かれた影がじんわりと時を刻み
青を告げるカッコウの声に混じる足音が増え始める。
だんだんと街が起きていく気配、靴を履いて扉を開ければ
僕らは今日も
誰かの影を踏み越えて歩く
太陽の下で
11/17/2024, 1:11:29 PM
かぼちゃの煮物を食べて、湯にゆずを浮かべて
あと少ししたら赤やら緑が目立つ飾りをしまって、大掃除をして、一日飾りにならないように新年の準備をする。師走とはよく言ったものである。
これが終わればあとはゆっくり過ごせるだろう
かすかに雪が積もっていく音
こたつでみかんを剥いて、ストーブの上のやかんからお茶を入れる。
ごーんと音が響いて年が明けたら、
そっと布団をめくって、潜り込んでいる猫と新年の挨拶でもしようか。
冬になったら