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9/18/2024, 3:59:42 AM



何も無い更地にゲンゲの花々が揺れている。その上を私は侵略し続け

咲き誇る花々を踏んで進む。躊躇う気持ちを持つ資格はない。


『花畑』
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9/17/2024, 6:11:33 AM

雨は世界を哀れんで、悲しみ、嘆いている空の涙と言うならば、空は毎日泣いているべきだ。


『空が泣く』

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9/16/2024, 2:55:42 AM

数年前から連絡のとれていない人がいた。

雨粒の大きく、酷い雨。

返信がなくても良いなんて、本当は俺の強がりだ。


『君からのLINE』
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9/15/2024, 5:25:06 AM

仕事柄、マトモな最期を迎えられない覚悟はとうに出来ていた。誰にも看取られず、痛みを感じながら独りで死ぬんだろうと。

変な方向へ曲がってしまい少しの風が靡くだけで激痛の走る右脚。右手に微かに残る金属の物体の冷たさ。鳩尾から流れる温かな真紅の液体。






薄れゆく意識の中で、私は確かに引き金を指で弾いた。


『命が燃え尽きるまで』

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9/10/2024, 1:25:15 PM

全身が脱力していく、視界がぼやけて端から暗い闇に沈んで行く。もう痛みも温もりも感じないのに、最期に微笑みかける事も出来なかった。

__嗚呼、俺が居なくなってしまったら。彼の頬は誰が拭ってくれるのだろうか。



『喪失感』

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