「一年後のうち、どうなっとるかな、、、」
うちの名前は明日 花。大阪の小学生。
今うちのクラスでは一年後の自分について作文を書いている。うちの妄想やったら……うちの好きな人、和也と両思いなことかなーー。…ってなふうに考えるだけ無駄なんやけどねー笑 そうやって心を自分が自分で気づつけてるのも分かっとる。でもそれじゃあ和也のこと好きなんバレるやん。
「まあ、ぜーんぜんそれ以外思い浮かばへんし友達が書いたやつ参考にしよかな。」
そしてたまたま和也の作文が見えた。
そこには信じられへんことが書いてあった。
【俺の一年後は幼なじみの花ともっと仲良くなって
一緒に楽しく過ごしていたいです。】
そう書いてあった。楽しくしたい?もっと仲良く?
そんな幸せなことがあってええんかな。。。
和也なら、そう思っていいんかな??
よし、和也を信じる!そう決めたけど、
うちは和也とずっと仲良くしたいけど、もっと仲良くなりたいけど、でも、うちは和也と付き合いたい。そんな時、和也がうちに向かってこういった。
「俺と付き合ってください」
この瞬間、うちは天国にいるような気分になった。
私の初恋奪ったんだから責任取ってよ??
私の初恋は高校二年生の時。
彼に一目惚れ♡♡彼イケメンだったんだもん。。。
でも、彼の心の中は実はくっそ汚かった。
性格悪いしすぐ暴力ふるし。そしたらめっちゃ
真面目くんみたいな人がいた。その人の名前は
穂高ゆうきという人だった。穂高は静かだけどめっちゃ良い人やった。私はそんな穂高のことがちょっぴり気になりだした。その日の放課後のこと。
委員会がたまたま穂高と一緒で、代表委員会だった。今穂高と2人で大量の生徒のノートを運んでいる。半分以上穂高持ってるけど、、、
「手、震えてるよ?やっぱ私ももうちょっと持つよ」
「大丈夫だから!!!」
「えー」
なんか優しかった。優しすぎるんだよねー、穂高は。他の女に穂高のいいとこ気づかれちゃうじゃん。
そう思いながらも私の楽しすぎる初恋が続くことを願っていた。
君と出会ってから私は………かわれたのかな。
きっと君は変わらせてくれようといたんだろうな。
その期待に応えられたかな。
いや、過去のことはもう過去のことだ。
前を向いて歩こう。
君の期待に応えられるように!!!
今日は体調不良のためお休みします(¯¯٥)
明日からまた頑張ります!!
私、昔は苦しくて、悲しくて、仕方なかった。
でも、ある人が救ってくれたんだ。
私はみんなに嫌われている。だってさ、面白くないし、笑顔下手だし。。。ま、そんなことわかってたしそんなに辛くはない。…そう、思い込んでいた。
ある日、ろうかをとぼとぼと歩いていた。そしたら、学校中ですごい人気の山田さんという人がいた。山田さんの周りには、やっぱりと言うべきか、女子や男子が周りに沢山いた。そんな山田さんたちの横をできるだけ気づかれないよう、早歩きで通った。なんだろう、、視線を感じる。その視線の正体を探していたら、びっくりする場所にその正体はあった。その「正体」って?それは、ズバリ言うと
あの有名な山田さんだった。びっくりした。声も出なかった。でも、私の足は止まらず前へ進んでいってしまった。
あれはお昼ご飯のときのこと。私はいつものようにひとり、ベンチでお昼ご飯を食べていた。そしたら急に私の座っている横に山田さんが座った。そして山田さんは言った。
「君、大丈夫?」
「…は?」
意外過ぎた。そんなこと言うと思わなかった。
そして続いて山田さんは言った。
「だって君なんかしんどそうだったからさー。
あ、友達関係とかの意味でね」
図星だった。
「どうしてわかったの」
「だからしんどそうだったから」
そんなに顔に出てた?
でも、初めて誰かに気づいてもらった気がする。
「よくわかったね」
「そうかな?」
「相談乗るよ?」
「ありがとう」
「……ってことがあって」
「ふーん でもさーそれって自分で
決めつけてるだけじゃない?」
「…え?」
そんな発想私にはなかった。
「そうなのかな、、、」
「そうだと思うよ」
「…そっか、そうなのかな」
その日から私は彼の言葉を信じることにした。
それから私は彼と一緒に楽しく過ごしている。
きっと、彼が私の人生を変えてくれたんだ。
今だから言える。私は本気であなたに
「ありがとう」という気持ちを伝えたいと思った。