このアプリを使い始めて少し経った。お題に沿って書く。至ってシンプルで使い勝手がいい。お題があるのもありがたい。
まるで日記みたいな、というより、これまでの自分の生き様を振り返ることが目的みたいに好きに書き殴っている。改めて読み返すと、まあ自分勝手に生きてるなあと思い知らされて恥ずかしいやら何やらでとても胸を張れるようなものではないけれど、もし、落ち込んだり悲しんだりした誰かの励みになっていたらこれ幸い。
人生楽ありゃ苦もあるさ。水戸黄門さながら、やれ戦争だ、物価高がどうとか人間関係がどうとか、何かと生き難い昨今。こんなどろどろした世界で生きてるだけで偉い。今がどんなに苦しくても何年か後にはそれも鼻で笑い飛ばせるってなもんで、それだけ全力で生きてる証拠だから、もっともっと自分の生き様に誇りを持てばいい。
人生一回ぽっきり、楽しまな損損。

猛烈にオウムが飼いたい。
いや、今の環境で飼えないことはもちろん理解している。経済的な面にしても、鳴き声などの騒音問題にしても、前者は何とかなるにしても後者に関しては解決の糸口がまるで見えない。他にも仕事で自宅を空ける時間が長かったりと問題は山積み。だから、動画でオウムの可愛さに悶絶し、満足感を得る日々。

年をとるにつれて友人と呼べる人の数は少なくなっていった。環境の変化だったり、価値観の変化だったり、原因はいろいろあると思う。そんななかでふと、考える。友情って何だろうと。
かつて、私のことを「かわいそう」と哀れむ人がいた。家庭の事情、病気や手術の事を踏まえた上で。いやいや、私からしたら「何が？」である。今、自分に置かれた状況は重重承知の上。今の自分を不幸だなんて思わない。むしろ、今の方が過去よりはるかに幸せだ。かわいそうかどうかは赤の他人が決めることじゃない、私が決めること。
となると、本当の友情ってやつは極めて少ないなとつくづく思う。痛感。まさにこれ。

今でこそ、のんべんだらり、自由気ままに一人暮らしをしているが、かつてはこの世の終わりみたいな顔で日々夫婦生活を送っていた。本当に長かった、ここに至るまで。四年間の家庭内別居を経ている間に、水面下ではせっせと生活の基盤を静かに、相手にバレないように整えていた。住む場所を決め、いざ、住み慣れた家を出るとき、寂しさよりも開放感に満たされた。
若くして結婚し何だかんだで二十年、夫婦でいた事実は重い。今もなお籍は入っているが、それももう事切れる寸前。時が来れば動き出す。より有利な離婚事由を作るため、最初からその覚悟を持って別居し、今日に至る。
書面上だけの冷め切った婚姻関係。今度は離婚に向けての準備に励んでいる。とはいえ話は進まず、離婚したいしたくないの平行線、円満とはいかず弁護士の介入を必須とする現状。頭を悩ませる要因はいくつもあるが、すべてを終えたとき、私の人生はさらに開花する。

机の引き出しを開けてみても、入っているのは、とりあえずひとまとめにした書類の束と筆記用具といつのかわからない溶けた飴くらいだ。間違ってもタイムマシンはないし過去にも未来にも繋がっていない。振り返ることはしても過去には行けないし、妄想や想像はしても、どんな未来になるかは結局のところ己の行動次第。
だったら今を全力で楽しまなきゃ損、ってのが私の考えであり、私の生き方。自由上等、気ままに生きて何が悪いってなもんで。一度きりの人生、もちろん主役は自分自身。周りに何を言われようが、悔いのない選択をしたいもんだ。