降り積もる想い
もうダメだった
自分の気持ちを自覚してからは
春はただのクラスメイト
夏は君の笑顔が可愛いと知った
秋は話しかける度にドキドキした
冬は君にとって僕はなんだろうと考えた
君の隣にいたい
僕以外誰も好きにならないで欲しい
僕のこと好きになってくれてるだろうか
静かに 確実に
恋は僕の心を満たしては
切なさが空っぽになっていく
君に伝えたいけど 怖いんだ
だけど
この想いは何処にも置いていくことはできない
勇気を出して
伝えるんだ
「君が好きだ」
雪の静寂
白銀の大地と
闇を落としたような夜
荘厳たる静寂に
ノクターンが優しく奏でる
ここには
争いも 差別も 言葉も 関係ない
ただ ただ
同じ地球の住人
青い星の生命体
夜空を超えて
ある旅人が 僕に言ったんだ
遥か北に それはそれは耀く一等星がいるんだって
暗い夜空を明るく照らすから 旅人は道標としているんだ
いいなぁ〜きっとかっこいいだろうな
南にいる僕はぼんやりとした星だから
旅人の役には立ちそうもないかもな…
僕も北の星みたいに輝けたら、暗い夜空を超えて僕の存在を見つけてくれるかな?
北の星にも僕を知って欲しいな
ある旅人は 僕に言ったんだ
僕は 安らぎを与えてくれる
とても綺麗な星なんだって
うれしかったよ
僕には僕の役割があるみたいだから
今のままで いいみたいだ
でも 叶うなら会ってみたいな
ぬくもりの記憶
もし 明日世界が終わるとしたら
僕は
君を忘れないように
抱きしめて キスをして
君のぬくもりを感じて
離れないように 離さないように
心を愛して 君を愛して
ひだまりのような
君を包んで 最後まで思い続けるよ
もし 明日世界が終わるとしたら
私は
あなたの腕の中に飛び込んで
匂いを感じて 心を感じて
あなたを愛して キスをして
一言だけ恨みごとを伝えたら
うれし泣きになって
あなたと 最後まで思い出を語り合いたい
贈り物の中身
どこまでも どこまでも
深々とした長い漆黒の髪と凍てつく暗黒の双眸
人さえなのか不明なほどの美しい姿見
そして、唇が怪しく歪むそれは愉しそうだ
『悪魔』
そうワタシは認識した
『へぇ…この姿を見ても冷静さを失わないんだねぇ。いいねぇ。そんなキミに贈り物をあげよう』
「贈り物?ワタシに?」
忽然と黒バラが悪魔とワタシの間に現れる
バラの花弁に月の光を閉じ込めたように煌めいて宝石のようだ。
だけど
『綺麗だろう…さぁ手を取りなさい。キミのだ』
「いらないわ。いま忙しいの。それとも手伝ってくれる?」
そう。ワタシはいま忙しい。
全てを捨てようとしていたから
この世に恨みしかなかったから
もういいやと思ってしまったから
『いいのかい?こんなに美しく無垢なのにねぇ
じゃあ 食べていいよね』
バリン!
砕け散る黒バラが灰色に変わり消え去っていく
「?!」
ワタシの意識が薄れていく感覚だけが侵食して
無に帰って逝く
『キミの魂は美味しいねぇ。』
あゝ『死神』だったんだ…
最後の贈り物はワタシの魂
ダイヤモンドみたいに綺麗だったな……
宝石の意味は確か__