ある日のわたし

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12/12/2025, 5:38:14 AM

夜空を超えて

ある旅人が 僕に言ったんだ
遥か北に それはそれは耀く一等星がいるんだって
暗い夜空を明るく照らすから 旅人は道標としているんだ
いいなぁ〜きっとかっこいいだろうな
南にいる僕はぼんやりとした星だから
旅人の役には立ちそうもないかもな…

僕も北の星みたいに輝けたら、暗い夜空を超えて僕の存在を見つけてくれるかな?
北の星にも僕を知って欲しいな

ある旅人は 僕に言ったんだ
僕は 安らぎを与えてくれる
とても綺麗な星なんだって
うれしかったよ
僕には僕の役割があるみたいだから
今のままで いいみたいだ
でも 叶うなら会ってみたいな

12/10/2025, 2:02:51 PM

ぬくもりの記憶

もし 明日世界が終わるとしたら
僕は
君を忘れないように
抱きしめて キスをして
君のぬくもりを感じて
離れないように 離さないように
心を愛して 君を愛して
ひだまりのような
君を包んで 最後まで思い続けるよ

もし 明日世界が終わるとしたら
私は
あなたの腕の中に飛び込んで
匂いを感じて 心を感じて
あなたを愛して キスをして
一言だけ恨みごとを伝えたら
うれし泣きになって
あなたと 最後まで思い出を語り合いたい

12/3/2025, 5:52:54 AM

贈り物の中身

どこまでも どこまでも
深々とした長い漆黒の髪と凍てつく暗黒の双眸
人さえなのか不明なほどの美しい姿見
そして、唇が怪しく歪むそれは愉しそうだ
『悪魔』
そうワタシは認識した
『へぇ…この姿を見ても冷静さを失わないんだねぇ。いいねぇ。そんなキミに贈り物をあげよう』
「贈り物?ワタシに?」
忽然と黒バラが悪魔とワタシの間に現れる
バラの花弁に月の光を閉じ込めたように煌めいて宝石のようだ。
だけど
『綺麗だろう…さぁ手を取りなさい。キミのだ』
「いらないわ。いま忙しいの。それとも手伝ってくれる?」
そう。ワタシはいま忙しい。
全てを捨てようとしていたから
この世に恨みしかなかったから
もういいやと思ってしまったから
『いいのかい?こんなに美しく無垢なのにねぇ
じゃあ 食べていいよね』
バリン!
砕け散る黒バラが灰色に変わり消え去っていく
「?!」
ワタシの意識が薄れていく感覚だけが侵食して
無に帰って逝く
『キミの魂は美味しいねぇ。』
あゝ『死神』だったんだ…
最後の贈り物はワタシの魂
ダイヤモンドみたいに綺麗だったな……
宝石の意味は確か__

11/30/2025, 6:09:34 AM

失われた響き

あなたはあの子の恋人
あの人は私の片想いの人

ずっと ずっと すごく好き
心音がトクン トクン…ずきっ
好きだと言えなくて 苦しくて
あの子を嫌いにもなれなくて
本当は 3人でいることが
辛いんだ
あなたの前で私心の秒針はとまっている?
あの子の前で私はどんなふうに笑ってる?
遠くから私がワタシを見つめている

私だけが あなたの姿をみつけてしまうの
私だけが あなたの癖をみつけてしまうの
だから今日は 白いシャツの端を
ギュッとつかんでいいですか

胸に響渡るように 
心に染み込んでいくように
暖かい世界を 夢に見る
「好きです」
誰にも届かない独り言
夢から醒める
この恋に 終わりが来るように
この恋が忘れられないのなら
過去にして
さよならを
そっと願っていいですか

11/27/2025, 1:23:49 PM

心の深呼吸

肌を刺すような
ひんやりとした冷たい風が
私の前進を止める
目の前にいるのは
尖鋭い牙と射るような瞳をもつ
獣との対峙
恐るな
喉を掻きむしるほどの心の痛みも
泣き腫らした日々も
私だけの糧となる

たとえ行手を阻まれても
回り道をすればいい
胸が痛みに負けそうなら転んでも
それは負けじゃない
大丈夫
深呼吸をして よーいドンで
立ち上がって前に進むんだ

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