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2/24/2025, 11:56:53 AM

『一輪の花』

白の中に淡くピンクを含んだ一輪の花が風に合わせて揺れる。
自然と顔が綻んで、綺麗だねって笑うあなたを思い浮かべてまた嬉しくなった。
パシャリ、と写真におさめて我ながらその出来に感動する。
家に帰ったらあなたに見せよう。
一緒に見に来てもいいかな。
踊り出す心と一緒に立ち上がって、鼻唄を歌いながらあなたの待つ家に足を踏み出した。

2/23/2025, 11:02:20 AM

『魔法』

魔法にかけられたように、瞬くほどの刹那にあなたに恋に落ちた。
理由なんて説明できなくて、ただ胸の鼓動だけがその気持ちの名前を知らせる。
ショートしそうなほど回転した脳が、そのまま声帯を震わせた。
「あのっ……」
あなたが振り向く。

魔法にかけられたように、気づいた頃には君に恋に落ちていた。
見かけるだけだったはずの存在が、いつしか見かけたい存在に変わって、その姿を探すようになって、とうとうその感情の名前に気づく。
一瞬交わった視線を気のせいだと言い聞かせて、君と僕の境界線を踏み越えようとした。
「あのっ……」
背中からかけられたその声に振り向く。

2/22/2025, 10:26:58 AM

『君と見た虹』

しとしとと柔らかく空気を潤していた雨があがって、雲の隙間から青空が顔を覗かせる。
絵画で見たことがあるような空を背景に、虹が世界と空を繋いだ。
綺麗だ、なんて純粋に心を揺さぶられる。と同時に胸の奥に仕舞い込んでいた気持ちに気づいてしまった。
君と見た虹が、一番綺麗だった。

2/21/2025, 10:11:55 AM

『夜空を駆ける』

夜空を駆ける月のあまりの美しさに目を奪われて、無我夢中でそれに手を伸ばす。
あと少しのところで空を掠めた手が、君の暖かい手に包み込まれた。
月が綺麗ですね、なんて目尻を仄かに染めたあなたが呟く。
言葉の意味をやっと理解して、心臓が早鐘を打ち鳴らした。
あなたの瞳を見つめる。
月が綺麗なことなんて、ずっと前から気づいていた。

最近推しと同じバスなんですけど、顔面が強すぎて目が潰れそうです。
顔良すぎですね。おそらく光量1000億ルーメン。

2/20/2025, 12:05:29 PM

自分でも気づかないような、そんなひそかな想いを胸の奥に抱え込んでいたのに、君が笑うから、君が手を伸ばすから、とうとう顔を出してきてしまった。

今期末テスト中なんですけど雪やばいし寒いしバスは遅延するしで大変です。
でも隣の席の人が優しくて助かってます。感謝。
それより隣の席の人が私のことを下の名前を呼び捨てで呼ぶんですけど、私は距離感がわかんなすぎて(推しです)名字呼びなんですよね。
誰か正解を教えてください。
今これを読んだ母から「恋なの!?」って尋ねられたんですけど違います。推しです。

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