1/26/2025, 10:41:15 AM
『わぁ!』
「わぁ!」
楽しそうな声が肩越しに投げかけられて、柔らかい手が僕の瞳を覆う。
「だーれだ?」
その声といい仕草といい、想像できるのはいつも笑っているその顔だけだ。
だけど少し意地悪して、惚けてみせる。
「誰だろう?」
「もう、わかってるでしょ」
見えていなくてもその表情が思い浮かぶほどに君の声は気持ちを雄弁に伝える。
「わかってるよ」
瞳を覆う手を取って、後ろから僕を見下ろす君を見つめる。
「君しかいないよ、こんなことするの」
それが嬉しい、なんて言葉はまだ言わないまま。
頬を紅く染める君の名を呼んだ。
1/25/2025, 10:46:31 AM
『終わらない物語』
どうか、終わらない物語を見させて。
終わりが来てしまったら私が私じゃなくなってしまうから。
その笑顔が見れなくなってしまうから。
終わりなんて教えないで、始まりだけを見つめさせて。
1/24/2025, 10:41:11 AM
『やさしい嘘』
やさしい嘘で誤魔化して。
私の涙をなかったことにして。
知らなければなかったことになるんでしょう?
1/23/2025, 11:04:55 AM
『瞳を閉じて』
瞳を閉じて、僕を信じて。
どうかこの手を離さないで。
青のミブロよすぎませんか。
1/22/2025, 10:12:46 AM
『あなたへの贈り物』
何がいいだろう。
どうしたら喜んでくれるだろう。
頭に浮かぶ笑顔に思いを馳せて、目の前に並ぶ宝石のような指輪を見つめた。