12/13/2024, 10:22:05 AM
『愛を注いで』
あなたの器が割れていたって、溢れるほどの愛を注いで、あなたの器を満たすから、心配しないで。
この心に愛を注いで、笑顔を咲かせて、愛を教えてくれたあなたが、どうしようもないほどに愛おしい。
12/12/2024, 10:17:33 AM
『心と心』
あなたとわたしの心と心が温度を持って触れあったとき、はじめてちゃんと笑えた気がした。
12/11/2024, 10:00:57 AM
『何でもないフリ』
何でもないふりをして、なにも知らずに笑うあなたの隣に並んだ。
何でもないふりをして、目線に下に向けたまま悲しさを笑顔の奥に潜めたあなたが大丈夫だよ、なんて静かに息を溢す。
大丈夫じゃないことなんてわかりきっていたけれど、正しい返事なんてわからなくて、ただその肩を抱いた。
あなたの体温が、今にも泣き出しそうな子供のように熱くなっているのがわかる。
何でもないふりをするあなたが、その全てをさらけ出せるのが私であってほしいと思った。
12/10/2024, 10:06:00 AM
『仲間』
仲間なんだから、なんて何もないようにあなたから放たれた言葉を噛み締める。
自分には縁のないはずだったそれを、大切にすると誓った。
12/9/2024, 10:12:24 AM
『手を繋いで』
あなたと手を繋いで、家までの道を辿りましょう。
「手を繋いでほしい」
あなたの視線が私を射貫いた。
胸郭で心臓が暴れまわって、自分の顔が紅くなるのがわかる。
なにも言えないままただこくりと頷いて、少し冷たくなった手を差し出した。
「冷たいね。大丈夫?」
伝わるあなたの体温は燃えそうなほどに熱くて、あなたの緊張をそのまま伝える。
大丈夫だよ、なんて返して、はじめて繋いだあなたの手を、あなたと同じ力で握り返した。