凛世

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5/14/2025, 9:57:18 AM

深く深く深く

全ての記録の奥にある記憶

全てから解放された一瞬の刻

それは蘇りまた新たな記録となる

生命となるものは

どんな存在でも記録は在る

それが業であり徳であり

色々な形と意味を持っている

だからこそ

恥じぬ生を歩まねばならない

その記録が美しく彩られた色となる為に







「記憶の海」

5/13/2025, 9:33:47 AM

なんでだろう

君しか見えないんだ

沢山の人の中に居ても

君が何故か輝いて見えるんだ

その微笑みが自分だけに向けられたらいいのに

君の視線の先には自分だけがいればいいのに

いつもいつもそんな事を考える

君の全てが眩しくて

自分が霞んで見えなくなってる気がする

不意に君に声をかけられた瞬間

一瞬で全てが色付いて

世界の全てが突然意味あるものに変わるんだ








「ただ君だけ」

5/11/2025, 7:53:42 AM

日々の繰り返しの生活に

人々の行き交う喧騒に

徐々に疲れが溜まっていく

なんでもない言葉が

棘のように突き刺さる

人の視線が冷たく感じる

全てを投げ出してしまいたい衝動に駆られる

昔読んだ童話のような森の中に

行ってみたいと思ってしまう

動物たちと戯れ鳥たちと歌い

緑の中の空気を胸いっぱいに吸って

花咲き乱れる野原に寝っ転がって

ゆっくりとお昼寝したい

それが出来ないから

スイーツをいっぱい買い込んで

ついつい食べてしまうのよね…








「静かな森へ」

5/5/2025, 7:29:00 AM

ああもう

見てられないあの二人

お互い気になってる癖にさ

傍から見てたらバレバレだっての

見てるくせに目が合いそうになれば

慌てて目を逸らしちゃってさ

知らない訳じゃないんだから

会釈くらいすればいいじゃん

協力するって言えば

違うからって頑固に認めないしさ

本っ当に馬鹿みたい

…そんなに否定するならば

私が本気出したって文句言わないよね?

絶対振られるだけだから見てるだけにするけどさ…








「すれ違う瞳」

5/3/2025, 9:20:49 AM

今でも忘れられないわ

あの時の感動と念願の想い

手にした時の嬉しさ

賑やかな灯りの下

少し冷たい夜風の中

ドキドキと抑えられない心臓の音

やっと…やっと…

真っ赤に染まった君は

見た目も可愛かったよ

食べてしまうのがもったいない程に

嬉しかったっけ

虫歯になるからと

ずっと買って貰えなかったりんご飴

…ん?

「甘い思い出」だよね(‪੭ ᐕ)?








「sweet memories」

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