凛世

Open App
10/27/2024, 11:37:19 PM

「コーヒーよりも紅茶の方が好きなんだ」

ちょっと照れくさそうにそう貴方は言った

それからは私も紅茶をいれることが増えた

本を読む時 一息入れる時

はちみつを少し入れて飲むのが

私のお気に入り

あの人はストレートで飲むのが好きだって

電話の向こうで

「今 ポカポカしているのは

3杯目の紅茶を飲んだからかな?」

なんて呟くように言った貴方の顔を

見られなかったのが残念だったけど

一緒に飲んでいる紅茶の湯気が

私の顔を暖めてくれていたから

私もポカポカしていたんだ

一緒だねって言うと

そっかって返事が聞こえてきた





「紅茶の香り」

10/27/2024, 2:44:34 AM

貴方が語る全ての言葉

優しく囁く心地よい響き

私にとってはどんなに有名な詩よりも

どんなに美しい音楽の調べよりも

貴方の紡ぐ言葉の方が

全ての芸術よりも尊く心に響く

何気ない呟きが耳に残り

いつまでもいつまでも再生される

なんでもない会話も

衝突して口喧嘩になった時も

悩んで独り言を言ってる時も

貴方の声が私を揺るがす

どんな時でも貴方が私の一番であるように

私がずっと貴方の一番でいてもらえるように

小さな事でも

お互いに言葉に出して語り合おうね







「愛言葉」

10/26/2024, 7:53:31 AM

友と呼べる人はどれだけいるだろうか

「友達だよね!」と言って

相手を見下したり騙しだり

残念ながらそういう人たちもいる

幸いなことに私の周りには

居なかったと思うが

友と呼べる存在は少なかった

今でも他に比べたら少ないと思う

それでも私の友人たちは

皆 いい人で一緒にいて安心出来る

これからもその友人たちと

いい関係を保っていけるようにしたい






「友達」

10/25/2024, 12:47:20 AM

何処に行くの?

聞いても上手く誤魔化すんでしょ?

貴方の傍にいられるだけで

それでいいから

だから私を上手く騙して

嘘をつくのが下手な貴方だけど

それらしく振舞って

上手く騙されてあげるから

だから

何も言わずに何処かに行ってしまわないで







「行かないで」

10/24/2024, 4:58:06 AM

風に吹かれて雲は流れ

鳥たちは囀りながら風に乗る

何処までも広いあの空を

貴方も見上げているだろうか

未来と希望を夢見て眺めたあの虹は

もう見ることは無いけけど

いつか貴方との刻が重なれば

また新たな虹を見られるだろうか

遠い地にいる貴方の元へ

どうかこの想いを風よ運んで






「何処までも続く青い空」

Next