10/23/2024, 3:29:22 AM
日一日と涼しくなり
空の様子も変わってきた
木々も濃い緑から徐々に色づき
茶色や黄色 朱へと化粧をなおし
色鮮やかに魅せてくれる
すぐにでも訪れるであろう冬の前に
落ち葉を踏み締めて
ゆっくりと散歩するのも悪くない
「衣替え」
10/22/2024, 3:53:42 AM
いつもいつも叫んでる
声に出さず心の中で
どれだけ訴えても
どれだけ拒否しても
変わることはないから
心の中で叫んでる
涙も声も心では
とうの昔に枯れ果てた
それでもいつ壊れるか分からない
傷だらけの仮面の下で
今日も虚しく叫び続ける
「声が枯れるまで」
10/21/2024, 8:58:09 AM
人付き合いは苦手だ
だからどうしても最初は
一線を引いてしまう
当たり障りのない話題に
いつの間にか身についた仮面の笑顔
印象のない自分
それが楽なんだと思ってる
数回のお付き合いならそれで十分
だからいつも言われることは
良くも悪くも
「こんなに個性的な人だとは思わなかった」
「始まりはいつも」
10/18/2024, 2:33:03 PM
木の葉が色付き始め
金木犀の甘い香りが
何処からともなく
風に運ばれてくる
涼しくなった風に乗って
滑るように蜻蛉が横切ると
寝そべっている猫が
ちょっかい出そうかと横目で見てる
暖かな日差しに当たってる猫は
お昼寝の方が大事なようだ
平和な一日
あと少しすれば
また寒さ厳しい冬が来る
「秋晴れ」
10/18/2024, 9:34:51 AM
昼と夜 別の顔を持つ宝石
アレキサンドライト
太陽光と蛍光灯の光では
違う色を発する
たまたま寄った雑貨店で
店主が買い付けてきた石を見せてくれた
その綺麗な宝石に目を奪われ
いつかは手に入れたいと願っている
貴重な宝石だから
まだまだ先のことになるだろうけれど
「忘れたくても忘れられない」