凛世

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9/14/2024, 4:04:29 PM

その一歩が未来を創る

振り返るなとは言わない

しかし後ろに向きを変えるな

その場に立ち止まるな

僅かでもいい前に進め

それが未来への運命の道に縋り付く

唯一の手段だから

運命は変えられる

だからこそ前に進め

運命の道から降りること無く

最期までその灯火を灯せ

運命の向こうにある光を

その手に掴み取りたいのならば








「命が燃え尽きるまで」

9/14/2024, 4:11:42 AM

ふと目覚め時計を見ると5時16分

カーテン越しの僅かな明るさが

朝の訪れを教えてくれる

せっかく目覚めたのだからと

庭先に出てみる

朝顔が庭いっぱいに咲き

まだまだ暑い日が続くと言っているようだ

東の空をこれから昇って来るであろう太陽が

ピンクともオレンジとも言えない色に染めていた

小鳥の囀りと地面を踏みしめる音が

朝の静けさの中に溶け込んでいく

たまにはこういう朝もいいなと

顔を出し始めた太陽の眩しさに目を細めつつ

深呼吸をしながら呟いた







「夜明け前」

9/13/2024, 5:18:08 AM

大好きという気持ちは知った

愛しいという想いも多分知った

多分それは愛情というものだろう

なら恋は?

恋しいと愛しいはどう違うのか

恋情と愛情は何が違うのか

教えてくれる人はいないし

そこまでの感情を得る機会も少なかった

人はいくつになっても

恋をするんだそうだ

ならまだ私にも

全てを棄ててでもという相手に

いつか出逢えるだろうか









「本気の恋」

9/12/2024, 2:12:06 AM

予定や計画を書く

その日の評価をシールで記す

カレンダーは人それぞれの使い方がある

今ではスマホにもあるくらいだ

だけど私には

ただの日にちを把握するためのもの

だから私のカレンダーは何も書かれていない

昔からカレンダーを使うのが下手だった

約束はメモ書きがあればいいし

計画は日々変化していくから

それと

日々 生活に疲れ溜まっていくストレスを

カレンダーに記して自覚したくないという

私のわがままでもあるから





「カレンダー」

9/10/2024, 1:44:30 AM

この世界に
全く同じものは何一つとして存在しない

人は勿論
双子だったとしてもクローンだったとしても
全く同じ行動 思考 生体は有り得ない

物も同じ
成分は同じでも形は全く違う
それぞれが個を主張している

人に造られた製品も
当たりハズレがあるし
細かなキズなどどこかしら違う

だからだろうか
他と違うという不安を
出来うる限り似せて
仲間として安心を得ようとするのは

違うものを排除し
コミュニティを作り
イデオロギーに固執し
アイデンティティを軽視する

今の世の中はもっと自由に
個を表現出来るはずなのに
それが出来ない矛盾だらけの世界

忘れてはならない
人は唯一感情と思考を表せる存在
そして誰一人として同じでは無い

もっと自由にもっと大きな声で
自分を表現することが出来るんだと言うことを







「世界にひとつだけ」

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