凛世

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8/5/2024, 7:43:20 AM

いつもと変わらない日々が繰り返される

季節は巡り 花は変わっても

生活の行動は変わらない

着る洋服が薄着か厚着になるだけだ

考えることは夕食のおかずくらい

ただひたすらに死なないために動いている

何か無我夢中に取り組める事でもあればいいのだが

それすらもこれといってない

楽しみと言えば

たまに買ってくるコンビニスイーツくらい

こんなはずではなかったのにな

そう思ってしまう今日この頃だ





「つまらないことでも」

8/3/2024, 2:07:19 PM

まだ静かな時間

もう身体が慣れてその時間には目が覚める

もぞもぞと布団の誘惑に負けそうになりつつも

仕方なく起き上がる

さて 今日はどうしようか

冷蔵庫を除きつつ考える

前日のうちに決めておけばいいのだろうけど

あるものでいいやとなってしまう

数少ないレパートリーからチョイスしていく

もうおかずストックがないな

また作り置きしとかないと・・・ など考えつつ

その日のお弁当を仕上げていく

お弁当ができる頃には皆起きてくる

「おはよう」

今日もなんでもない一日が始まる





「目が覚めるまでに」

8/3/2024, 1:24:59 AM

白い壁白い天井白いカーテン

私とベットとテレビしかない空間

自分が生命の危機という実感はなかった

とにかく何もするなとだけだった

文字のある書物は駄目

歌詞のわかる音楽は駄目

面接さえも極力駄目

唯一部屋にあるテレビも駄目

勿論 食事も病院から出るもの以外は駄目

それに加え何も考えないでとさえ言われてた

言葉を聞くと考えるから血圧が上がってしまうんだそうな

強い光も駄目とのことでカーテンも閉まってる

只々ぼーっとしてる

呼吸して心臓が動いていればいいのだ

なぜこんなことになったんだろう

考えたらいけないと言われていても

それしか考えられなかった

ある日これ以上は危険と言われ緊急手術

気が付くと自分がいた病室のベットだった

これでもかという痛みとの格闘

それでもこれでここから出られる

その事が本当に嬉しかった






「病室」

7/31/2024, 10:36:09 AM

外に出れば世間の目

家にいれば家族の干渉

一人でいたとしても

何処で何を言われてるかわかったもんでは無い

ヒトは1人では生きられない

それは充分にわかっている

だけど一歩外に出れば

疲れるだけの人間関係

自分が思っている程に

私の事は無関心だとはわかっているけど

目を付けられたらそれまた七面倒臭い

だからお願い

私の事は構わないで

静かに存在を隠しているから





「だから、一人でいたい。」

7/31/2024, 8:34:37 AM

純真無垢な心はもう消えてしまった

純粋な好奇心も探求心も

世間という荒波に揉まれ

ひた隠し無心を装うことを覚えてしまった

周りに合わせ仮面の微笑を貼り付け

同じ方向を向いて進む

幼い子の邪推なき笑顔が

とても羨ましい

この世界は何故こんなにも生きにくいのだろう





「澄んだ瞳」

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