窓をつたう雨粒が
何故か泣いている君に見えた
昨日言いすぎてしまったからだろうか・・・
気まずいままに別れてしまい
今日 謝ろうと思っていたのに
朝から雨が降っている
TVから聞こえる梅雨入り宣言
まるで自分の心を写されたかのよう
晴れていれば
買い物にでも一緒にと思ってたのに
雨の中では顔も見えなくなるから
どう思っているのかもわからない
どうしようと悩んでいると
いつもと変わらない君からの電話
窓の外を見れば僅かな晴れ間が覗いてる
よし
きちんと謝まってまた楽しく笑い合おう
「梅雨」
満月の夜
バージンパールをひとつ
そっと手にする
まだなんの感情も刻まれていない
純白のパールに
私の願いを入れていく
貴方の傍にいられますように・・・
月の明かりを移したようなパールを
ネックレスに仕立て
明日からの偶然を必然に変えていく
「無垢」
形あるものはいつか壊れる
命も同じ
いつかはその灯火は消える
それでも時は永遠に続く
一人の命は消えたとしても
子に そしてまたその子にと
命のリレーは続いていく
次の世代にも
出来ることなら平和な世界であってほしい
その為には
世界が平和であるように
ただ祈るしかないのだろうか
「終わりなき旅」
君の痛み
君の苦悩
私はわかったつもりでいても
実際には全くわかっていない
無責任に 大丈夫だよ と言ったり
わかりもしないのに相槌打ったり
そんな私を君はどう思っているんだろう
疎ましく思っているかもしれないね
それでも何とか笑おうとして
一所懸命の君を見ていると
何故かこっちが励まされる
少しでも力になりたくて
試行錯誤するも空回りばかり
そんな頼りない私だけど
できる限りの事は手伝うから
どうか頼ってきてください
君の笑顔を守らせて
「ごめんね」
この季節は着る物に困る
朝は寒いのに日中は暑くなったり
暑いかな?と思っていたら
気温が上がらなかったり
上着を持っていくのも荷物になるし
時間のない朝なのに服で悩む
この前一目惚れして買ったサマーニット
せっかくなら上着で隠したくないし
この子はもう少し暑くなってからかな?
・・・なんてやってたら遅刻だー!!
「半袖」