形あるものはいつか壊れる
命も同じ
いつかはその灯火は消える
それでも時は永遠に続く
一人の命は消えたとしても
子に そしてまたその子にと
命のリレーは続いていく
次の世代にも
出来ることなら平和な世界であってほしい
その為には
世界が平和であるように
ただ祈るしかないのだろうか
「終わりなき旅」
君の痛み
君の苦悩
私はわかったつもりでいても
実際には全くわかっていない
無責任に 大丈夫だよ と言ったり
わかりもしないのに相槌打ったり
そんな私を君はどう思っているんだろう
疎ましく思っているかもしれないね
それでも何とか笑おうとして
一所懸命の君を見ていると
何故かこっちが励まされる
少しでも力になりたくて
試行錯誤するも空回りばかり
そんな頼りない私だけど
できる限りの事は手伝うから
どうか頼ってきてください
君の笑顔を守らせて
「ごめんね」
この季節は着る物に困る
朝は寒いのに日中は暑くなったり
暑いかな?と思っていたら
気温が上がらなかったり
上着を持っていくのも荷物になるし
時間のない朝なのに服で悩む
この前一目惚れして買ったサマーニット
せっかくなら上着で隠したくないし
この子はもう少し暑くなってからかな?
・・・なんてやってたら遅刻だー!!
「半袖」
この世を生きるは天国か地獄か
好いた君と共になら
如何なるところも天国か
なれどこの世は生き地獄
魑魅魍魎が陰潜め
事ある毎に邪魔に来る
油断されるな見極めよ
好いた君も味方と限らず
我が身護るは己自身
天国も地獄も
己の行いひとつ也
「天国と地獄」
寝付けない夜に外に出てみる
白銀の月が眠る街を静かに照らしていた
柔らかな影が私と共に歩いている
誰もいない道は静かで
虫たちの声がよく響いてくる
空を見上げると
まぁるい月が高くから私を見下ろしていた
お月様 今夜は私とおしゃべりしましょう?
他愛もないつまらない独り言を
月は何も言わずに静かに聴いてくれている
・・・どうかこの平和な夜が永遠に続きますように
「月に願いを」