今は何をしているんだろう・・・
全てが貴方に結びついて
思い浮かぶのは貴方のことばかり
嬉しいのか苦しいのか
わからない胸の感覚は
決して嫌ではなくて
寧ろくすぐったくて暖かい
貴方に会えない時は
あれやこれや想像して
一人で一喜一憂してる
私と貴方の物語のページは
まだ開かれてもいないけど
いつか一緒に綴っていけるといいな
1ページ目に記す言葉は
「貴方が大好きです」
「恋物語」
静寂の中に響く時計の音
何度も時間を確認するも
寝付けず逆に目が冴える
こんな日もあるよな・・・
月明かりがカーテンの隙間から
射し込んでいる
部屋がほんのりと照らされると
いつもの部屋が違って見えた
ガラス細工のウサギが
月光に喜んでキラキラと輝いている
反射した沢山の光が部屋の中を
プラネタリウムのように照らしだした
ああ 綺麗だな・・・
ガラスのウサギと星を跳び越えていくうちに
微睡みの中へと誘われていく
「真夜中」
貴方がいれば他はいらない
お金がなくたってなんとでもなる
食べるものが少なければ分け合えばいい
休日は公園でもいいから一緒に出掛けて
楽しくお散歩したいね
お給料日にはちょっとだけ贅沢したいよね
記念日にはお互いに おめでとう って
言い合えるといいね
・・・なーんて
現実には出来る訳がない
夢みるのはいいけど現実は厳しい事を
忘れてはいけないよ?
「愛があれば何でもできる?」
・・・後悔しかない
人生の岐路は度々あるけど
決断するのは自分自身
考えて悩んで選んでも
他になにかあったんじゃないか
これで本当に良かったのかな
すぐに考えてしまうことはいつもの事
それではいけないのもわかってるし
今を受け入れなければいけないのもわかっている
だけど やっぱりあの時にと思ってしまう
そんな弱い自分が嫌になる
過去を考えるだけの余裕があるのだから
私は今 一応満ち足りているのかもしれない
「後悔」
春一番に花を咲かせた蒲公英は
早くも綿毛になっていた
ふわふわで真っ白い綿毛は
あの大空に浮かぶ雲に憧れている
いつかあの大空に飛び立って
雲の仲間になるんだと
今か今かと風を待つ
暖かくも一際強い風が
綿毛たちの旅立ちの合図となる
憧れの空への旅が始まった
「風に身をまかせて」