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5/10/2023, 12:32:25 PM

モンシロチョウって聞くと、
保育園の頃を思い出すなぁ。
あの頃は怖いもの知らずで、
虫はなんでも触れたし、
今よりもっと外で遊んでた。
その中でも私はちょうちょが好きで、
よく追いかけながら、
公園から出ちゃって怒られたっけ。
今は勉強に追われてるけど
もうちょっとだけ見ないふりをしよう。

5/9/2023, 10:25:11 PM

忘れられないこと。
いっぱいあるはずなのに、
言葉にできないから
きっと私は結構忘れているのだろう。
でも、それがなんだ。
思い出なんて、これから作りあげれば良い。
人生、楽しもうぜ。

5/8/2023, 10:22:07 AM

「1年後、1年後かぁ」
帰りに寄ったカラオケで今流行りの曲を歌った後、君はぽつりと呟いた。多分、歌詞に感情移入しすぎたんだろう。いつものことだが、少々めんどくさい。
一応話題に乗ってみる。
「とりあえず、高校は卒業してるよね」
「どーだろ、私頭悪いからなぁ」
「じゃあ、また通学路が同じだったり?」
「それは良い提案だけど、私東京行きたいからさ」
「東京?」
初耳だ、と横を見ると少し悲しげな顔をした君がいた。
「どうしたの?」
「とめてくれないんだな、って」
はて、とめるとは。話を振り返ってみる。
「まさか、東京に行くのを止めて欲しいの?」
君はちょっと顔を赤くして、
「乙女心がわかってないな」
とそっぽを向いた。


1年、1年後は思ったより短かった。
色々伝えたいことはあるけど。
今送り出す彼女が、どうか幸せになりますように。
「いってらっしゃい」
「行ってきま、って何その顔!」
「顔?」
どうやら自分は情けない顔をしているようだ。
彼女はにやにやして口を開いた。
「もしかして、寂しいんだ」
寂しいよ。毎日顔を会わせてたんだから。
でも、折角の彼女の門出。
笑って送り出したい。
「なんでもないよ。手紙、待ってる」
君は1度目を見開いて、
「おう!」
と笑った

5/7/2023, 10:09:49 AM

初恋の日
君と出会ったのはいつだっけ。
確か、初めての学校で緊張していた時だったっけ。
そうだ、あの日に君を好きになったんだ。
僕の自己紹介を覚えてくれていて、
「なんのゲーム好きなの〜?」
って話しかけてくれた君。
「まだ教科書無いでしょ?見せてあげる」
って机をくっつけてくれた君。
でも1番好きな君は、
僕に笑いかけてくれたときの、
目を細める君。
それが何よりも好きで、見たくて、
今日もあなたに話しかけるんだ。
「おはよう!」

5/6/2023, 1:24:59 PM

明日世界が無くなるとしたら、何を願おう。
何を願うのだろう。
案外、どうでもいいことかもしれない。
最後にあの味が食べたいとか、
あのソシャゲのガチャに課金したいとか。
もしくは、
大好きなあの子に、思いを伝える、とか。
いやいや何を考えているんだ俺は。
一応、世界が滅びるというニュースが無い事をしばらく確認して家を出る。
今日は始業式の日だ。
早くバス停へ向かうとしよう。

大好きな彼女と同じクラスなことを願いつつ。

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